2014年03月02日

小路幸也 キシャツー (2/2014) ☆☆☆☆  @shojiyukiya

【送料無料】キシャツー [ 小路幸也 ]

【送料無料】キシャツー [ 小路幸也 ]
価格:1,680円(税5%込、送料込)



はるかは明るい高校生。キシャツー、つまり列車で通学している。仲良し2人といつも一緒にいる。
ある夏休みの日、はるかたちは赤いテントに気づいた。数日前になかったテントが砂浜にある。これは一体なんだろう。声をかけてきた先輩の紗絵さんが言うには、サックスの音がそちらから聞こえてきたらしい。

その後、見知らぬ男の子を見て、はるかは例のテントの子ではないかな、と思って紗絵とともに声をかけてみた。果たしてその通りだった。 彼は事情があって東京からこの街までやってきたのだ。
彼の名は光太郎。行きがかり上、私達は彼の目的を手伝うことにした…。

続きを読む


ラベル:小路幸也
posted by 濫読ひで at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大崎梢 ようこそ授賞式の夕べに (2/2014) ☆☆☆☆



書店員探偵の多絵ちゃんと、出版社営業の井辻くん(ひつじくん)がダブルで活躍する作品。
書店大賞(要するに本屋大賞のことだろうが)の受賞式を控え、変なFaxが届いた。
『だれが「本」を殺すのか』犯人は君たちの中にいる 飛梅書店』というものだ。

飛梅書店というのは、八年前にすでになくなった書店のことだ。しかも書店の番線印(書店で使われていた書店名などの入った印鑑)が押されている。

果たして犯人の意図は何なのか。FAXはそのうちエスカレートしていく。そして飛梅書店の謎は深まっていく。謎に対して多絵ちゃんは推理し、ひつじくんは情報を集めて走り回る。一方で書店大賞の授賞式の前に、根も葉もない噂が流れてきた。 果たして犯人は何を考えているのか?そして書店大賞は無事に授賞式を終えることができるのだろうか?


続きを読む
ラベル:大崎梢
posted by 濫読ひで at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月16日

小路幸也 花咲小路一丁目の刑事 (2/2014) ☆☆☆☆

花咲小路一丁目の刑事

花咲小路一丁目の刑事
著者:小路幸也
価格:1,680円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



花咲小路一丁目の聖人、の続編。
淳ちゃんといわれる僕は刑事に配属され、花咲小路の自宅から通うことになった。じいちゃんとばあちゃんと一緒に住むことになる。
ひさびさに行った実家の前で女性がギターをひいていた。ミケさんというその女性はじいちゃんたちと仲良しだという。

僕は非番になるとだいたいばあちゃんに近所のことについて相談を受ける。猫が食事をたべないとかいろいろと。
僕はその事件(?)をいろいろ聴き込んで解決していく。
近所の電気屋に情報が集まっていたり、また小学生たちが噂を知っていたり。
それに、有名な英国紳士もいる。
ミケさんもときどき登場する。


続きを読む
ラベル:小路幸也
posted by 濫読ひで at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保科昌彦 名探偵になりたくて (2014/2) ☆☆☆☆

名探偵になりたくて

名探偵になりたくて
著者:保科昌彦
価格:1,785円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



以前読んだ「ウィズ・ユー」の続編。
探偵見習いで夢は脚本家の向坂のところに、女性が飛び込んできた。その素敵な女性は、変な男たちにつけられているので自宅までボディガードしてほしいということだった。

尾行をまいて彼女の自宅に送り届けたところで、三人組の男に向坂は襲われ、倒れてしまった。気がついたら病院。そして、送り届けた女性は殺された、ということだった。

果たして何がおこったのか。犯人の動機は?
向坂は意地をかけて追いかける。続きを読む
ラベル:保科昌彦
posted by 濫読ひで at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月01日

越谷オサム いとみち (1/2014) ☆☆☆☆1/2

【送料無料】いとみち [ 越谷オサム ]

【送料無料】いとみち [ 越谷オサム ]
価格:620円(税込、送料込)



相馬いと。彼女は青森県に住む女子高生だ。引っ込み思案で、津軽弁も強く、なかなか人とうまく話せない。そんな彼女が、アルバイトで、青森にあるメイド喫茶に勤めることになった。しかも親には内緒。
ロリ属性でドジっ子。メイド喫茶にはぴったりのキャラだが、それを地でいっている。

いとの特技は津軽三味線。昔は賞をとったこともあるが、最近はずっと弾いていない。そのためばば(お婆ちゃん)も寂しそうだ。

そんないとが、メイド喫茶でやさしい店長、お母さん的な幸子、ちょっと怖い智美、トドのようなオーナーなどに囲まれて成長したり楽しんだりしていく物語だ。続きを読む
ラベル:越谷オサム
posted by 濫読ひで at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

堂場瞬一 穢れた手 (1/2014) ☆☆☆☆

【送料無料】穢れた手 [ 堂場瞬一 ]

【送料無料】穢れた手 [ 堂場瞬一 ]
価格:1,680円(税込、送料込)



私、桐谷と警察で同期で親友の高坂が逮捕された。捜査情報を流したからだという。ところが逮捕されても自供も否認もせず、結局処分保留で保釈された。彼は逮捕された時点で解雇されている。私は彼の無実を信じ、彼の名誉回復と警察への復職を望んで単独捜査を始めた。

実は私と高坂は、昔ひとつの秘密を共有していた。そのこともあり、彼とのつながりは一種特別なものであると私は感じていた。

高坂の釈放とともに、情報を受け取ったとされるほうの男も釈放された。私は彼を追い始めた。
ところが捜査を続けるうちに、いろいろと邪魔が入ってきた。
警察内部からの妨害、そして謎の妨害もある。
果たして真実はいったいどうなっているのか。続きを読む
ラベル:堂場瞬一
posted by 濫読ひで at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

羽田圭介 隠し事 (1/2014) ☆☆☆☆

【送料無料】隠し事 [ 羽田圭介 ]

【送料無料】隠し事 [ 羽田圭介 ]
価格:1,365円(税込、送料込)



同棲している彼女の携帯をふと見てしまったら、共通の知人の男性からのメールが来ていた。
だが、彼女はそのことを僕に隠してしまった。

僕は彼女が何を、なぜ隠しているかを知りたくなり、夜な夜な彼女のケータイを盗み見始める。
するとどんどん疑問が増えていった。

だが証拠はない。そして僕は同期の女性、小橋にも相談するが…


続きを読む
ラベル:羽田圭介
posted by 濫読ひで at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

法条遙 リビジョン (2/2014)

【送料無料】リビジョン [ 法条遙 ]

【送料無料】リビジョン [ 法条遙 ]
価格:588円(税込、送料込)



「リライト」の続編というかなんというか。

面白いが理解できない。まったくついていけない。

果たして自分の理解が正しいのか、作者はちゃんと説明しているのか。
矛盾はないのか。
消えたり戻ったり。

というわけで誰かしっかり読んで考えてほしい。私には無理だ。
ラベル:法条遥
posted by 濫読ひで at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月19日

ヒキタクニオ 裸色の月 ☆☆☆☆1/2 (1/2014)

【送料無料】裸色の月 [ ヒキタクニオ ]

【送料無料】裸色の月 [ ヒキタクニオ ]
価格:1,838円(税込、送料込)



ヒキタクニオの傑作。
最初はべつにそうは思っていなかったが。

主人公、省吾の職業は「消し屋」だ。人を殺し、その痕跡もとどめないようにするのが仕事になる。ときどき戸籍も変えて名前も変える。
そんな省吾が裏社会とつながる政治家から受けた今回の依頼は、ある宗教団体の教祖が本物かもしれないので見定めて、必要に応じて処分する、ということだった。
教団に入りこんだ省吾は、そこで教祖の孫で魅力的な若者、遥介と会う。
遥介のボディガードになった省吾は、知り合いの聡明な女性、麻を呼び寄せう。

教団で遥介が始めたことは、なんと宗教のM&Aだった…


面白い。
暴力団と政治家が癒着するとか、政治家と宗教がかかわるとかはよくある話だ。
だが、「宗教団体のM&A」というのは言われてみるとありえるが、考えつかなかった。
それをすすめるためにはどうしたらいいのか…なかなか発想が面白い。

一方、ちょっと弱いかな、という設定もある。たとえばHTたちの行動などだ。そして轟のその後の彼らへの処遇に対して、HTらがどう行動するのかは気になる。

続きを読む
posted by 濫読ひで at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海堂尊 ケルベロスの肖像 (1/2014) ☆☆☆☆

【送料無料】ケルベロスの肖像 [ 海堂尊 ]

【送料無料】ケルベロスの肖像 [ 海堂尊 ]


もうこのシリーズも進みすぎていてなんともいえない。
田口医師はいつのまにやらスーパースター的になっているし、いいかげんなおっさんから策士に変身している。
螺鈿迷宮もブラックペアンも読んでいるが、人物関係を思い出すのは結構面倒だ。

最初は面白い作品だったが、ちょっと荒唐無稽がすぎてしまっている。

まさか田口医師を○○に乗せるとは…あまりに突拍子もない。
続きを読む

ラベル:海堂尊
posted by 濫読ひで at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月12日

誉田哲也 あなたの本(2014/1) ☆☆☆1/2

【送料無料】あなたの本 [ 誉田哲也 ]

【送料無料】あなたの本 [ 誉田哲也 ]
価格:1,470円(税込、送料込)



誉田哲也の短篇集。SF的なものも多い。

玉石混交といえる。いい作品はいいしそうでないものもある。

表題作「あなたの本」 期待を裏切ると言うか読者の裏をかくものの、その説明が無いので読者としては非常にフラストレーションがたまる。

「天使のレシート」伏線をうまく使っている、とも言えるがなぜ天使なのだろう。

「最後の街」 SF、ファンタジーとしてよくまとまっている。好きな作品。

「交番勤務の宇宙人」評価が分かれそうだが僕は好きだ。

など。
かなり読者を選びそうだ。
続きを読む
ラベル:誉田哲也
posted by 濫読ひで at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月04日

坂井希久子 ヒーローインタビュー (1/2014) ☆☆☆☆1/2



多くの書評で絶賛されている本。

阪神の無名選手「仁藤全」について書いている。
架空なのかモデルがいるのかはよくわからない。(調べればわかるかもしれないがそれも野暮だろう。)

ちょっと変わった手法なのは、「ヒーローインタビュー」というタイトルなのに、仁藤のヒーローインタビューは出てこないことだ。というより、仁藤本人は登場しない。あくまで仁藤を知る人たちに対してのインタビューを重ねることにより、仁藤全という人間を浮き出させている。

仁藤の高校の同級生や、行きつけの床屋の女性、阪神のスカウトなど、いろいろな人間が彼について語る。
仁藤は阪神ではあまり活躍しなかった。そしてすぐに引退してしまったのだ。

小説の冒頭にこうある。
「ピンボールのように一軍と二軍を行ったり来たり。むしろ「二軍の帝王」と渾名されるほど、一軍では見どころのない選手だった。
間違っても伝記が書かれるような選手ではない。だから彼のことはあまり語られない。
だが彼について語るところのある者にとって、彼はまぎれもなく英雄(ヒーロー)だった。続きを読む
ラベル:坂井希久子
posted by 濫読ひで at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

森見登美彦 聖なる怠け者の冒険 (12/2013) ☆☆☆☆1/2



ご存知森見登美彦のファンタジー。
今回の主人公は「怠け者」だ。
「怠け者」というのは古来いろいろな小説の主人公になる。
たとえば三年寝太郎。 あるいは北杜夫の各種ユーモア小説然り。
本編の主人公はなんと、ずっと寝ている。寝ている間にストーリーだけ進行していく。
主人公が登場せずにずっと昼寝する。そんな小説があるのか?いや、あるのだ。
それこそ森見登美彦の真骨頂。
主人公が寝ていても話は進む。

舞台は京都。そして宵山の夜だ。
宵山といえばあの「夜は短し歩けよ乙女」もそうだ。
また、登場するのが「ぽんぽこ仮面」そして狸を本尊とする八兵衛明神。
とすればやはり「有頂天家族」ともかかわってくる。
続きを読む
ラベル:森見登美彦
posted by 濫読ひで at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

森博嗣 ヴォイド・シェイパ (12/2013) ☆☆☆☆



こちらは森センセイのブラッド・スクーパの続編だ。
ゼンは放浪の途中、城下町に入る。そこで侍たちの争いを見たゼンは、いつの間にかその争いにまきこまれていた。
城の中に入ったり、宿屋のいざこざに口をだしたり。そして思いがけない人に会う。
ゼンは死ぬことを恐れていない。ただ死ぬだけだ、と思っている。師のスズカ•カシュウ はすでに死んだ。ゼンは今から何を求めるのか?じぶんより優れた剣豪と戦いたい、と言うことだけかもしれない。

続きを読む
ラベル:森博嗣
posted by 濫読ひで at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近藤史恵 キアズマ (12/2013) ☆☆☆☆1/2

キアズマ

キアズマ
著者:近藤史恵
価格:1,575円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



近藤史恵の自転車シリーズ第4作。 
舞台は大学の自転車部。
俺、岸田は人を怪我させてしまったことをきっかけに大学の自転車部に入部した。
すると、意外なことに自転車は自分に合ったスポーツだった。
どんどん競技が面白くなる。
勝ちたいという欲求がどんどん大きくなっていく。
だが俺は1年で辞めると決めていた。
続きを読む
posted by 濫読ひで at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小手鞠るい 美しい心臓 (12/2013) ☆☆☆☆

【送料無料】美しい心臓 [ 小手鞠るい ]

【送料無料】美しい心臓 [ 小手鞠るい ]
価格:1,470円(税込、送料込)



わたしは夫のいる女性。
夫のDVがあり、逃げている。
その一方、わたしはいま、別の男性との逢瀬を楽しんでいる。

楽しんでいるといえば語弊があるだろう。
彼こそが私のすべて。
彼に抱かれることがこの世で一番の幸せ。

彼は私を抱いたら家に帰る。それがもどかしい。

ある時、彼は長期出張になった。
私は仕事を辞めて彼についていった。
そこで過ごした夢のような日々。
そして「美しい心臓」という言葉を知る。

続きを読む
ラベル:小手毬るい
posted by 濫読ひで at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月15日

富樫倫太郎 ファイヤーボール (12/2013) ☆☆☆☆




キャリアで頭でっかちで世間知らず。でも、だからこそ現場に出たい! 想像で書いたレポートのおかげで現場に転勤した元科学警察研究所の小早川冬彦。
彼が配属されたのは、「お客さま相談係」 通称0係という、新設の部署だった。

メンバーも変人あるいは他の部署からの厄介払いで来た連中ばかり。
だが冬彦は大喜びだ。

早速業務をこなしはじめる。だが公園のバッグを爆発物と間違えたり、いろいろ問題を引き起こしていく。
その一方、彼の調べるエリアで連続放火事件が起きる。 冬彦は犯行のあとをたどり、犯人のプロファイリングを始めた…。
続きを読む
ラベル:富樫倫太郎
posted by 濫読ひで at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月12日

中村航 絶対、最強の恋のうた (12/2013) ☆☆☆☆1/2



久々に読む、どストレートの青春恋愛小説だ。

僕はもみじ饅頭を渡して彼女を映画に誘った。
そして僕は彼女が好きであると自分で気がついた。
僕は彼女に夢中になった。でも彼女とは一線を超えなかった。
彼女と約束したから。

私は大野くんに誘われた。
そして話すうちにどんどん彼を好きになった。
好きになりすぎてこのままでは自分がダメになると思った。
そこで私は提案した。
続きを読む
ラベル:中村航
posted by 濫読ひで at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幸田真音 ランウェイ (12/2013) ☆☆☆☆1/2

【送料無料】ランウェイ [ 幸田真音 ]

【送料無料】ランウェイ [ 幸田真音 ]
価格:1,995円(税込、送料込)



ファッション雑誌に長期連載された作品。
柏木真昼は、有名ブランドのバイヤーになった。東京の店に対して、そのブランドをミラノの本店から買い付けてくるのが仕事だ。先輩バイヤーにいじめられたりこき使われながらもなんとかこなしていくうちに、セレクトショップからオファーがあった。引き抜きだ。 だが真昼の先輩バイヤーもそのポジションを求めていた。 一方、真昼の元カレも真昼に対してアプローチをかけてきた。 そして…

舞台はミラノ、パリ、そしてニューヨークと移る。
真昼は幸運の遺伝子の持ち主なのだろう。
あちこちで幸運な出会いをし、それをすべて自分のメリットに変えていく。



続きを読む
ラベル:幸田真音
posted by 濫読ひで at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

七尾与史 ドS刑事(三つ子の魂百まで殺人事件)(12/2013) ☆☆☆☆

ドS刑事(三つ子の魂百まで殺人事件)

ドS刑事(三つ子の魂百まで殺人事件)
著者:七尾与史
価格:1,470円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



シリーズのようだが読むのは初めて。

タイトルのとおり、主人公はドSの刑事。 実際は女性の姫様、警察庁の偉いさん(次期警察庁長官といわれる次長の黒井篤郎)の愛娘の黒井マヤだ。

ストーリーは、現代と、それからマヤの高校時代のストーリーが交互に展開する。

猟奇殺人が起こった。
「スイーツ食べ過ぎ殺人事件」という。過食を強要して胃が破裂して死んでいる。
その殺人には美学がある。「ホシは表現者なのよ」マヤは言う。死体の置き方やポージングその他、計算しつくされた形だと。

高校生のマヤは同級生のキリコと仲良くなった。二人の共通の趣味はホラー映画、スプラッタ映画だった。
二人は仲良く死体談義をする。

ある日、キリコは映画の撮影に誘われた。キリコを主演女優とする、というものだった。
マヤを誘い、キリコは山荘に出かけた…
続きを読む
ラベル:七尾与史
posted by 濫読ひで at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月01日

大崎梢 プリティが多すぎる (11/2013) ☆☆☆☆☆

【送料無料】プリティが多すぎる [ 大崎梢 ]

【送料無料】プリティが多すぎる [ 大崎梢 ]
価格:1,470円(税込、送料込)



ひさびさの5つ星。個人的には今年一番かもしれない。
昨年の「クローバー・レイン」と同じように、僕の心にストレートに届いてきた。
ずいぶん自分にはミスマッチな作品ではあるのだが。

出版社に勤める若手の新見は、転勤により「ピピン編集部」に異動した。

「ピピン」とはローティーンの女の子向け雑誌だ。
カワイイものを扱う雑誌だ。もちろん新見にはそんなものはまったくわからない。
戸惑う毎日だ。自分でもやりたいと思わないから身が入らない。

ピピンにはモデルがいる。中学生から高校生のモデルだ。毎年募集し、数万人のなかから数人が選ばれる。
「南吉」と呼ばれる新見(もちろん「ごんぎつね」の新美南吉からとられたものだ)もその選考プロセスに関わっていく。

いろいろな仕事を進めながら新見もだんだん仕事に慣れ、またピピモたちとも仲良くなっていく。
そしてある日、悪天候のためモデルが到着せず、しかたなく近くにいた別のモデルを使った撮影が行われた。その結果…
続きを読む
ラベル:大崎梢
posted by 濫読ひで at 15:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山本幸久 展覧会いまだ準備中 (11/2013) ☆☆☆☆



山本幸久の作品を読むと、いつもハッピーになれる。
今回も予想にたがわない。

今田弾吉は美術館の学芸員だ。
大学では応援団で応援にあけくれ、その後大学院にいき、小さな市の美術館に職を得た。

4年たってもまだまだ見習いで、なかなか自分の言う企画は通らない。
美術館の企画というのは開催までにいずれにしても数年はかかるものなので焦る必要もないのだが。

応援団の先輩から自分の家にある絵の写真を魅せられた。それがもとで、彼は、先輩の息子と共にその作者の子孫に会いにいくことになる。

そして…続きを読む
ラベル:山本幸久
posted by 濫読ひで at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家や行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小手鞠るい あなたにつながる記憶のすべて

あなたにつながる記憶のすべて

あなたにつながる記憶のすべて
価格:1,680円(税込、送料別)



小手鞠るいの作品。
このブログではおなじみでもある。

さてこの本は一応エッセイ集といえばエッセイ集だ。あるいは私小説ともいえるかもしれない。
ただ、この本は「あなた」について書いているという点では「ワタクシ」小説ではない。

それぞれの作品は、「あなた」について客観的に書いている。
たとえば、「そのとき、あなたは、中米の永世中立国、コスタリカの海辺の村の貸別荘に滞在していた」とある。だがこの「あなた」というのは作者のことなのだ。一部分、回想シーンでは「私」というのも出ているが、基本的に「あなた」に呼びかける声の形になっている。

そしてタイトルが示すように、「あなた」が思い出す「だれか」についての話になっている。

「死者について、書きたい。その人に関する記憶だけをたよりにして。…(中略)死者だけではなくて、音信不通、消息不明、すなわち、消えてしまった人々も登場させてはどうか…」

こういうコンセプトの連作になっている。

続きを読む
ラベル:小手鞠るい
posted by 濫読ひで at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中村文則 去年の冬、きみと別れ (11/2013) ☆☆☆☆



海外でも人気が出始めている中村文則の作品。

「僕」の視点だったり、「資料」として手紙形式になっていたり、それぞれの章によって視点が変わるので、それに慣れる必要がある。

「僕」はある死刑囚について取材の上で本を出す仕事を引き受けた。 だがそれは簡単なことではなかった。
その死刑囚はカメラマンだった。姉がいる。死刑囚からの手紙は、姉に対して出されたものもある。
彼の死刑判決の理由は、連続殺人。最初は事故かと思われた。だが二度連続で人が死ぬ場合には事故ではないと見られる。

彼が殺した理由は何か、また彼の姉は何を考えているのか、そして「僕」は作品を仕上げることができるのか…

人間の感情がからみあい、また叙述トリック的な部分もあったりしてかなり読み手がまごつく可能性も高い。だがこれは作品をより複雑かつ面白くしていることは確かだ。

続きを読む
ラベル:中村文則
posted by 濫読ひで at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月17日

法条遥 リライト (11/2013) ☆☆☆☆

【送料無料】リライト [ 法条遙 ]

【送料無料】リライト [ 法条遙 ]
価格:651円(税込、送料込)



なぜか「SF史上最悪のパラドックス」と書かれている。
いったい何が…

作品としてはタイムパラドックスを扱っている。
とくに、筒井康隆の「時をかける少女」は読んでおいたほうがいいだろう。
そこで描かれたラベンダー、同時存在の矛盾などいろいろなことに言及されている。もちろんオマージュだ。

タイムパラドックス。未来の人間が過去に干渉することはできない。干渉してしまうと、未来が変わり、自分も存在しなくなるかもしれないから。

美雪は、10年前の自分が来るのを待っていた。
10年前、自分は10年後にタイムリープして、ここからあるものを持ち帰った。そしてそれを使ってある事件の集結に導いたのだ。

ところが、自分は来なかった。それはいったい…

そして物語は10年まえに遡る。美雪は、西暦2311年から来たという園田保彦に会った。
未来の話をこっそり聞く。彼はある本を探しにやってきたと言う…

続きを読む
ラベル:法条遥
posted by 濫読ひで at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

片理誠 エンドレス・ガーデン (11/2013) ☆☆☆1/2



SF作品。
設定はすぐに理解できるが、いかんせん長い。
ストーリーがエンドレスかと思う。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
少年が目覚めた時、眼前には蛾の妖精の姿をした少女がいた。ここはダウンロードされた人格たちが暮らす“見えざる小人の国”。彼女はこの電脳空間を管理するメインOSの擬似人格で、少年は今、彼女によって生み出されたばかり。システムダウン寸前のこの世界を救うために、二人は隠された10個のアクセスキーを集める旅に出る。だが行く手には、40万もの住人の個人空間(不可侵特区)が立ちはだかる。箱庭のごとき各特区には侵入者を阻む謎が仕掛けられているのだ。視覚と重力の混沌とした迷路世界、無限に続くジェットコースター地獄、ロケットで月を目指すミッション…長い長い旅の果てに明らかになる、この世界の意外な真実とは?千差万別の箱庭に仕組まれた謎解きの旅路を描く、驚愕のパズル・クエストSF。


わかるかもわからないかもしれないがこういう設定だ。

平たく言うと個別のクエストでキーを探し出してゴールに向かう。そういう話になっている。
宝探しだと思えばいいだろう。その対価として世界を救う(ある意味で)ということになる。

SFファンには向くかもしれないがそうでないときついだろう。

お勧め度:☆☆☆1/2 もっとライトでよかったような気がします。
ラベル:片理誠
posted by 濫読ひで at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

川村元気 世界から猫が消えたなら (11/2013) ☆☆☆☆



遅ればせながら読んだ。
さすがに評判のいい作品だけのことはある。
読みやすいし、その割に深いものもある。
そして読後感も爽やかだ。
題材は人の死を、正確に言えば人が死ぬまでのほんの数日を扱っているというのに。


事前の情報がなかったので、きっとこの本は猫好きの人間が猫をテーマにした作品なのだろうと思っていた。
ここまで予想と異なるとは…。

主人公の僕は、頭痛で病院に行ったらいきなり余命がほとんどないと告げられた。
ショックを受けた僕のところに、僕とそっくりな男が現れる。
その男は自分を悪魔と名乗った。

そして悪魔が取引をもちかける。
だがそれは魂を受け取る、というようなものではなかった…続きを読む
ラベル:川村元気
posted by 濫読ひで at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

柴田よしき クロス・ファイヤー (11/2013) ☆☆☆☆



柴田よしきの描く、女性プロ野球選手の話だ。
その時代、すでにNPB(日本プロ野球協会)では女性の参加が認められていた。
栞はそのうちの一人。女性にしては手の高いピッチャーだ。外見はさしてよくない。
美形の転載野球少女の麻由と二人でチームの人寄せパンダになっている。

栞は努力タイプ。だが花はない。そしてアイドルのような麻由とはかなり違う。
付き合っている男がいる。麻由には「セフレ」と言っているが実際は好きな男だ。

そして…二軍の野球選手なのだ。

いろいろな悩みやエピソードをつなぎながらストーリーは進む。
そしてある日新しいコーチに告げられたのは…


お勧め度:☆☆☆☆ 続編も期待です。
ラベル:柴田よしき
posted by 濫読ひで at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月10日

山本甲士 俺は駄目じゃない (11/2013) ☆☆☆☆1/2 


【送料無料】俺は駄目じゃない [ 山本甲士 ]

【送料無料】俺は駄目じゃない [ 山本甲士 ]
価格:1,680円(税込、送料込)



山本甲士の作品は、読んでいて楽しい。
ハッピーエンドになると思って読めるからだ。
それに、彼の作品には、あまり悪人が出てこないのもいい。

さて今回は、それでも悪人が出てくる。だが、主人公を成長させるための脇役でしかない。
主人公は、騙されやすい、人のいい男性だ。

名井等。これが彼の名前だ。別名を「エンザイ男」という。
歩いていたら、下着泥棒と間違えられて、いきなり逮捕。その後「処分保留」で釈放されたが、逮捕されたことが勤め先の取引先に見つかり、勤め先から言われて辞職。
わずかな退職金目当てに知り合いの女性が近づいてきて金を持っていく。
こんなひどい状況の中、新聞記者が取材にやってきた。
犯人が逮捕されたので、誤認逮捕された人間にもコメントを取りたい、という。
だがそんな話は彼には伝えられていなかった。

その後、記者が紹介してくれた団体の勧めで、等はブログを立ち上げる。「俺は何もやってません」
自分に起こったことがどんなことだったかを記すものだ。

そのブログが、彼の人生を変えていく…
続きを読む
ラベル:山本甲士
posted by 濫読ひで at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家や行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

堂場瞬一 暗転 (11/2013) ☆☆☆☆

【送料無料】暗転 [ 堂場瞬一 ]

【送料無料】暗転 [ 堂場瞬一 ]
価格:1,785円(税込、送料込)



鉄道事故をテーマにした堂場瞬一の作品。
本の紹介にはこうあった。
「朝の通勤ラッシュ時、満員の乗客を乗せ、急カーブにさしかかった電車が突如、脱線・転覆した。その電車に乗り合わせた雑誌記者の辰巳は、続々と入ってくる事故の惨劇に慄然とする。しかし、横転した電車内で自らが目にした瀕死の女性の婚約者に偶然出会ったことから、彼は事件の原因を調べ始めるが……。関係者の事情聴取を進める警察、被害者の遺族、そして、異例の会見を開く企業側。それぞれの思惑が交錯する中、事故の真相は明らかになるのか? 」

実際のところ、物語は辰巳の視線だけでなく、婚約者であった滝本の視点からも描かれる。
滝本からすれば、辰巳にしても婚約者を見捨てた憎い男なのだ。
実際のところは、最後に彼女を見たこと、彼女が自分の後ろにいたことだけなのだが。

滝本は当然打ちひしがれている。彼女の死、それだけではない。
彼女の母からは婚約者ではなくただの一般人として扱われたのだ。
瀧本は彼女と一緒に住んでいたというのに。
だが母親の言動も、も死にまつわる狂乱の一種でしかない。


続きを読む
ラベル:堂場瞬一
posted by 濫読ひで at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月09日

デュラララ!12



デュラララ!12巻。

セルティが罪歌と戦い監禁され、一方で彼女の首が戻り、
三人は合わないままでお互いの秘密を知ることになり
ヤクザたちが関わりはじめ
臨也はついに静雄を消す決意をする。

相変わらずとっちらかっているようで話は進む。
ラベル:成田良悟
posted by 濫読ひで at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月26日

五十嵐貴久 こちら弁天通りラッキーロード商店街 (10/2013) ☆☆☆☆1/2



おなじみ五十嵐貴久さんの作品。

俺は借金を踏み倒して逃げていた。保証人になったばかりに、こんなことになってしまったのだ。
そして山奥のボロ寺にいったところ、新しい住職と間違えられてしまった。

だが皆の願いはひとつ。「早く死なせて欲しい」というものだった。
驚いて聞いてみると、ここの商店街はもう客も来ない、さびれるばかりでこのままでは潰れるしかない、それくらいならもうぽっくりと死んでしまったほうがましだ、というのだ。

俺は驚いたが、しばらく坊主の真似事をすることにした。

続きを読む
ラベル:五十嵐貴久
posted by 濫読ひで at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

石持浅海 扇動者 (10/2013) ☆☆☆☆

【送料無料】煽動者 [ 石持浅海 ]

【送料無料】煽動者 [ 石持浅海 ]
価格:1,470円(税込、送料込)



石持浅海の作品

今回は「非過激なテロリスト」の話だ。
テロリストといえば過激派として人を殺してでも自分たちの目標(多くは政治的目標)を達成しようと考えるものだが、今回は違う。 

登場人物たちの属する組織「V」は正体不明だが、政府を倒し国をよくする、という確信にあふれた者たちが参加している。
個別のメンバーは「細胞」といわれる小さなグループになっている。この形であれば、もし計画がもれたとしても上層部につながることはない。

今回のテーマは「国民の政府に対する不信」を起こさせる。
そのために選ばれたのはじゃがいもの芽だった。
続きを読む
ラベル:石持浅海
posted by 濫読ひで at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

堂場瞬一 異境 (10.2013) ☆☆☆☆

【送料無料】異境 [ 堂場瞬一 ]

【送料無料】異境 [ 堂場瞬一 ]
価格:1,785円(税込、送料込)



新聞記者の甲斐は、上司に逆らい、本社から横浜支局に飛ばされてきた。
ベテランの彼はそこでも厄介者として遊軍扱い。

その中で、若い記者の二階は、お調子者っぽいがそこそこ甲斐を立ててくれた。
そんな二階から連絡がなくなった。
どうやら失踪したようだ。
なぜ…甲斐は二階の足跡を調べ始めた。続きを読む
ラベル:堂場瞬一
posted by 濫読ひで at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

白瀬修 おとXまほ 13巻

おと×まほ(13)

おと×まほ(13)
著者:白瀬修
価格:641円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



おとXまほ13巻。
かなりドラスティックな結末。
というか予定調和していない。
彼方の意識が消え、此方は謎の人々とさってしまう。
そして「つづく」
ラベル:白瀬修
posted by 濫読ひで at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東野圭吾 パラドックス13 (10/2013)

【送料無料】パラドックス13 [ 東野圭吾 ]

【送料無料】パラドックス13 [ 東野圭吾 ]
価格:1,785円(税込、送料込)



東野圭吾のSFミステリ作品。
ある時刻に、「宇宙全体が移動する」という特異な事件が起きることが予測された。
そのため政府から一部のトップに対して指示が出た。たとえば、警察ではその時間に「極力、警察官を危険な任務には就かせないこと。」

突然の衝撃から冬樹は立ち上がった。そして世界が急変したことを知った。
なんと、人間、いや生物が消え去ったのだ。
ほんの一部だけ生きている人間が見つかった。
人々は集まってなんとか耐えしのごうとする。その中には冬樹の兄もいた。

なぜこんなことが起きたのか、そして皆生き延びられるのか…


続きを読む
ラベル:東野圭吾
posted by 濫読ひで at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月06日

馳星周 ソウルメイト (10/2013)☆☆☆☆1/2



馳星周の作品だからハードボイルドだと思っていたら、全く違った。
これは人間のソウルメイト(魂の伴侶)である犬と人間の関わりについて書かれた短篇集だ。

彼には「走ろうぜ、マージ」という作品がある。
http://hidebook.seesaa.net/article/23719217.html
彼は以前、愛犬のバーニーズマウンテンドッグを失った。
病に倒れた犬を看病するために、彼は軽井沢に引っ越したのだ。
そしてマージを看取った。

そんな感じで、犬との関わりを描いた短篇集。
犬がチワワだったり柴犬だったり。

そして最後の作品。バーニーズ・マウンテン・ドッグ。
名前はカータ。
もちろんこれはマージへのオマージュだろう。



続きを読む
ラベル:馳星周
posted by 濫読ひで at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小路幸也 コーヒーブルース (10/2013)

【送料無料】コーヒーブルース [ 小路幸也 ]

【送料無料】コーヒーブルース [ 小路幸也 ]
価格:1,575円(税込、送料込)



僕は古い家を改装してそこで喫茶店をやっている。
彼女はいない。昔の彼女とは悲しい別れ方をした。

僕のまわりの人たちはみんな思いやりがあって優しく楽しい。刑事までいる。

そんなとき近所の女の子が、おねえちゃんを探して欲しい、と頼んできた。僕が以前猫を探すのを手伝った話を聞いたらしい。
おねえちゃん、というのは中学生の女の子だ。家出したのか、それとも…。

一方、僕のところにあるニュースが飛び込んできた。橋爪が刑務所を出た、と。
彼は昔とんでもないことをした。僕は彼を許すつもりはないし、彼女の父親もだ。

続きを読む
ラベル:小路幸也
posted by 濫読ひで at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月29日

石持浅海 届け物はまだ手の中に (9/2013) ☆☆☆☆




おなじみ石持浅海。
どう思うか、といういつもの前置きは抜きにして。

楡井は、長年の友人である設楽の家を突然訪れた。
手土産をもって。

カバンの中には彼が関わったメロンが入っている。
だがそれだけではない。
彼が殺した男の生首も入っていたのだ。
その男は、彼と設楽の師を殺した仇なのだ。

昔、設楽と楡井は、師の仇をとる、と誓ったが設楽は会社を作り事業を起こしてその夢を捨てた。
楡井は、自分が約束を果たしたことを告げに来たのだ。続きを読む
ラベル:石持浅海
posted by 濫読ひで at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

汀こるもの 溺れる犬は棒で叩け 



タナトスシリーズ。

既にこれを読むときには謎解きをしようとする意欲は放棄せざるをえない。
むしろ主人公二人の人の悪さと殺人を呼び寄せる状況を楽しむ、という妙なことになる。

どうせ殺人は起きる。
何人も死ぬわけだし。

この二人が意図して人殺しをするわけではない…と思ってはいたが。


続きを読む
ラベル:汀こるもの
posted by 濫読ひで at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。