2015年07月11日

西澤保彦 さよならは明日の約束(7/2015) ☆☆☆☆1/2

さよならは明日の約束

さよならは明日の約束
著者:西澤保彦
価格:1,512円(税込、送料込)
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本好きな少女を中心にした、瑣末な事象からの謎解き連作、とでも言えばいいだろうか。

「恋文」昔買った本にはさまっていた、出されていない手紙の中の殺人犯の指名。
私の昔話から、この子はほぼ真実にたどりついてしまう。
9マイルは遠すぎる、というハリイ・ケメルマンの短編を題材にして。

こんな感じだ。

さてハリイ・ケメルマンの「9マイルは遠すぎる」は昔、ハヤカワ・ミステリ文庫が出た時の初期の版を読んだ。そのときのカバーは青色だったと記憶している。
原題は A Nine Mile Walk だったと思う。

短篇集のその他の作品は忘れてしまったが、同じ頃に創元推理文庫で出ていた思考機械シリーズや黒後家蜘蛛の会のようなものも読んだというかすかな記憶がある☆。もちろん数年間の違いはあるかもしれないが。

西澤保彦が私と同年代であることを感じる。彼のほうが上ではあるのだが。


おすすめ度:☆☆☆☆1/2 やはり心理描写には定評があります。まあ、中の一作はご愛嬌、という感じですが。
ラベル:西澤保彦
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2014年12月13日

西澤保彦 下戸は勘定に入れません (11/2014) ☆☆☆☆

下戸は勘定に入れません

下戸は勘定に入れません
著者:西澤保彦
価格:1,728円(税込、送料込)
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楽天ブックスより
商品の詳細説明
酔えば酔うほど時間が戻る? お酒を飲むと、同席者とともにタイムスリップしてしまう古徳教授。その特異体質と推理力を発揮して、町の事件を解決する。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大学で教鞭をとる古徳先生はバツイチ・独身の50歳。人生に疲れ、酔って死ねれば本望とウイスキー片手に夜道を歩き始めたが、偶然、旧友・早稲本と出会ってしまう。いまや堂々たる実業家のこの男は、かつて古徳の恋人を奪って結婚したのだった。気まずさに逃げようとする古徳だが、早稲本の誘いを断り切れず、豪邸のホームバーで杯を傾けることに。やがて、酔った2人は28年前の晩へとタイムスリップしてしまう。条件が揃うと、酒の相手を道連れに時間をさかのぼってしまう古徳先生。はたして失った恋の秘密を解き明かすことができるのか?前代未聞のタイムスリップ本格ミステリ!

新シリーズ、なのかこれで読み切りで終わりなのかよくわからないが、連作短編でこれでひとつの長編をなしている。

上記にあるように、古徳は、条件が整うと、酒の相手と同時にタイムスリップできてしまう。
そして、もしその時に自分が…。
いや、ここまでにしておこう。あまり

連作ミステリとして、個別の謎解きも含まれる。
トリックにはいいものもアレなものもある。
すべてを含めて西澤チックといえるだろう。

多くを語らず、あとは読んでもらおう。
楽しめるはずだ。

おすすめ度;☆☆☆☆ ビールの幸運の話、知ってましたか?




ラベル:西澤保彦
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2014年11月24日

楡周平 ミッション建国 (11/2014) ☆☆☆☆☆



名手、楡周平が描き出す、ビジネスと政治の現実的な小説だ。

日本の未来を作る。それは政治家の仕事でもあり、経済人の仕事でもある。
この本は、志を持った政治家、そして経済人のストーリーだ。




【内容情報】(「BOOK」データベースより)
政界の大御所から、将来の国のあり方を考えて欲しいといわれた甲斐孝輔。改憲も必要だが、国民がいなくなったのでは国がもたない。早急に打開策を見出さなければならないのは少子化なのだ…。もう時間がない!無関心でいいのか!!若い官僚や政治家と組んで勉強会を立ち上げた甲斐孝輔は、オリンピック選手村の子育て住宅への転用、大規模オンライン講座MOOCの活用、第二新卒構想…と政策を練り上げるが、党の重鎮からは「若造が何を」と横やりが。急がば回れ、甲斐孝輔は東京都知事に圧力をかける…。



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ラベル:楡周平
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2014年10月04日

楡周平 レイク・クローバー (9/2014) ☆☆☆☆

レイク・クローバー

レイク・クローバー
著者:楡周平
価格:1,944円(税込、送料込)
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ミャンマーの奥地で米国企業がひそかに作業をしていた。すると正体不明の病気にかかった男が出た。男は、死ぬ前に近くにいた他の男の首を噛んだ。そこから寄生虫が別の男に入り込み、そしてその男も…。

米国CDCはその原因追求のために現地に飛ぶ。その一方、ミャンマーでオペレーションを行った潜水艦にも、同じ症状が生じていた…。

CDCのスタッフである佑二は、現地で奇妙な男に出会った。もしかして日本人なのか?
謎の寄生虫の謎を解くことができるか?そして誰が助かるのか?

楡周平の面目躍如というところだ。米国の記載もかなり詳細になされている。


お薦め度:☆☆☆☆ 密室でこんな寄生虫に…考えたくないです。
ラベル:楡周平
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2014年09月21日

長沢樹 上石神井さよならレボリューション (9/2014) ☆☆☆☆



説明が難しいので、楽天ブックスの「内容紹介」をそのままコピペしようとしたら

商品の詳細説明
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
野鳥とフェティシズムと「消失の謎」を捕獲せよ!

だと。短すぎる…

舞台は高校。僕は写真部のメンバー。学園のアイドル、川野のカメラマンを仰せつかる。
彼女は生物部で野鳥探索が好きだが実は陸上では高校記録を持っている。だが陸上部には入っていない。

一方、僕は頭の切れる友人の岡江に、彼女を被写体にした「フェティシズムを満足されるような写真」を要求されている。彼はその代償として、謎が起きた時に謎解きをしてくれるのだ。

このメンバーによる連作短篇集。

少々浮世離れしたメンバーであるが、下手なラノベとかよりは面白い。

お薦め度;☆☆☆☆ 野鳥の写真なんてそう簡単に撮れるものじゃないでしょうね。
ラベル:長沢樹
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2014年09月07日

成田良悟 デュラララ!  13 (2014/9)



一応第一部完結、ということになる。
第一巻から10年かかったようだ。
ちょっと登場人物を増やしすぎたので最後はまとめきれなかった部分もある。(淀切陣内あたりの話など。)だが、結局はこの話はセルティが主人公(のはず)だった。 そして当然、あの3人の秘密のばらしあいもメーンになる。互いが互いの秘密を知ったことを知って、なおかつお互いの距離を縮めることができるのか。

あと、気になるのはある人物の生死だ。もし第二部があるのだったら、きっと生きているのだろう。

街が主人公かと思ったこの物語。タイトルはもちろんデュラハンから来ているのだから、主人公はセルティだ、と言ってもいいのかもしれない。もちろん実際は帝人が主人公と見るべきなのだろうが。

とりあえずこの物語をなんとか収めた作者の力量は大したものだと言えるだろう。
ラベル:成田良悟
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2014年06月15日

中村航 星に願いを、月に祈りを  (5/2014) ☆☆☆1/2

星に願いを、月に祈りを

星に願いを、月に祈りを
著者:中村航
価格:751円(税込、送料込)
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内容情報】(「BOOK」データベースより)
小学生のアキオ、大介、麻里は、夏の学童キャンプで、夜、ホタルを見るため、宿を抜け出し、川に向かう。ようやく川にたどり着いた三人は、偶然ラジオから流れる謎の深夜放送を耳にする。その後、中学で野球部に入ったアキオは、一学年先輩の合唱部員・里崎さんを好きになるが、告白できないまま、時間が経過する。高校生になったアキオは、夏休みに、かつてのキャンプ場を訪れ、再び謎のラジオ番組を聞き、あることに気づく。そして、さらなる時間が流れ、アキオたちは大人になった。物語は、大きく動き始める。

星空・レディオ・ショー
不思議な番組だ。

説明やオチは不要だったと思える。

お薦め度:☆☆☆1/2 星空を見ながらファンタジーがラジオから流れてきます。

ラベル:中村航
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2014年05月24日

野崎まど KNOW (5/2014) ☆☆☆☆



未来の物語。
「知っている」という言葉が変化している。
超情報化社会の中で、人間が処理できる情報の有限性を緩和するため、脳に「電子葉」という新しい機器を埋め込むことになっていた。
その電子葉はネットで新たな情報を取ってくることも可能だ。
そのため「知る」といってもネットで一瞬で情報を取ることも可能になっている。

そんな仲で主人公は自分の恩師に女の子を預けられた。
彼女は「レベル0」という、情報処理の能力はなく、彼女の情報はすべてだれでも見られるような常態にある、はずだった。ところが…。

この本を英訳するのはかなり難しいだろう。

「知る」ということはここの社会では何を意味するのか。

お薦め度:☆☆☆☆ 難しいけどなんとか理解できたような気がします。そして結末は…
ラベル:野崎まど
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西澤保彦 探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵、残業中 (5/2014) ☆☆☆☆

探偵が腕貫を外すとき

探偵が腕貫を外すとき
著者:西澤保彦
価格:1,296円(税込、送料込)
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腕貫探偵の新作。
一部、やはり偶然での説明が納得できない場面あり。
そうは言っても面白い。

お薦め度:☆☆☆☆
ラベル:西澤保彦
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2014年03月30日

西澤保彦 ぬいぐるみ警部の帰還 (3/2014) ☆☆☆☆



別のシリーズと完全に勘違いしていた。

ぬいぐるみ警部、とはぬいぐるみが好きな警部のことだ。ぬいぐるみがしゃべるわけではない。
というわけでエリートだがぬいぐるみとしゃべるキャリアの警部が推理で活躍する。

以上。おわり。まる。

…では何も語らないな。
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ラベル:西澤保彦
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2013年12月12日

中村航 絶対、最強の恋のうた (12/2013) ☆☆☆☆1/2



久々に読む、どストレートの青春恋愛小説だ。

僕はもみじ饅頭を渡して彼女を映画に誘った。
そして僕は彼女が好きであると自分で気がついた。
僕は彼女に夢中になった。でも彼女とは一線を超えなかった。
彼女と約束したから。

私は大野くんに誘われた。
そして話すうちにどんどん彼を好きになった。
好きになりすぎてこのままでは自分がダメになると思った。
そこで私は提案した。
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ラベル:中村航
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七尾与史 ドS刑事(三つ子の魂百まで殺人事件)(12/2013) ☆☆☆☆

ドS刑事(三つ子の魂百まで殺人事件)

ドS刑事(三つ子の魂百まで殺人事件)
著者:七尾与史
価格:1,470円(税込、送料込)
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シリーズのようだが読むのは初めて。

タイトルのとおり、主人公はドSの刑事。 実際は女性の姫様、警察庁の偉いさん(次期警察庁長官といわれる次長の黒井篤郎)の愛娘の黒井マヤだ。

ストーリーは、現代と、それからマヤの高校時代のストーリーが交互に展開する。

猟奇殺人が起こった。
「スイーツ食べ過ぎ殺人事件」という。過食を強要して胃が破裂して死んでいる。
その殺人には美学がある。「ホシは表現者なのよ」マヤは言う。死体の置き方やポージングその他、計算しつくされた形だと。

高校生のマヤは同級生のキリコと仲良くなった。二人の共通の趣味はホラー映画、スプラッタ映画だった。
二人は仲良く死体談義をする。

ある日、キリコは映画の撮影に誘われた。キリコを主演女優とする、というものだった。
マヤを誘い、キリコは山荘に出かけた…
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ラベル:七尾与史
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2013年12月01日

中村文則 去年の冬、きみと別れ (11/2013) ☆☆☆☆



海外でも人気が出始めている中村文則の作品。

「僕」の視点だったり、「資料」として手紙形式になっていたり、それぞれの章によって視点が変わるので、それに慣れる必要がある。

「僕」はある死刑囚について取材の上で本を出す仕事を引き受けた。 だがそれは簡単なことではなかった。
その死刑囚はカメラマンだった。姉がいる。死刑囚からの手紙は、姉に対して出されたものもある。
彼の死刑判決の理由は、連続殺人。最初は事故かと思われた。だが二度連続で人が死ぬ場合には事故ではないと見られる。

彼が殺した理由は何か、また彼の姉は何を考えているのか、そして「僕」は作品を仕上げることができるのか…

人間の感情がからみあい、また叙述トリック的な部分もあったりしてかなり読み手がまごつく可能性も高い。だがこれは作品をより複雑かつ面白くしていることは確かだ。

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ラベル:中村文則
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2013年11月09日

デュラララ!12



デュラララ!12巻。

セルティが罪歌と戦い監禁され、一方で彼女の首が戻り、
三人は合わないままでお互いの秘密を知ることになり
ヤクザたちが関わりはじめ
臨也はついに静雄を消す決意をする。

相変わらずとっちらかっているようで話は進む。
ラベル:成田良悟
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2013年09月08日

中島京子 眺望絶佳 (9/2013) ☆☆☆☆

眺望絶佳

眺望絶佳
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大人の童話集、とでもいえばいいだろうか。

「眺望良し」これは往復書簡だ。往信が冒頭にあり、返信が最後にある。
それが全体の作品をくるむような形になっている。

それ以外の話は、あまり関連のない短編だ。
もちろん、眺望良し、の二人が空から眺めることはしているのかもしれないが。

一番好きな作品は「よろず化けます」だ。
たぬきの兄弟が、人間のために化ける商売をする話になっている。
化けて人をあざむくのではない。化けることで、人を喜ばせるのだ。
☆ 
そんないろいろなものを、高いところから二人は見守っているのだろう。

お勧め度:☆☆☆☆ 世代はすこしずつ変わります。
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2013年07月27日

成田良悟 デュラララ!! 11  (7/2013)



ますます混迷を深める11巻。
今回のメーンは罪歌だ。
罪歌を持つ三人が一同に会する。
果たして何が起きるのか…

一方、臨也はあいかわらず暗躍する。その一方でダラーズと黄巾賊の戦いも避けられなくなってきている。
そしてセルティの首が見つかり…

ここまでキャラクターを動かせるのはさすがの作者だと思う。

ラベル:成田良悟
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野尻抱介 ふわふわの泉 (7/2013) ☆☆☆☆

【送料無料】ふわふわの泉 [ 野尻抱介 ]

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価格:630円(税込、送料込)



復刊されたSF。化学部の女子高生が大発明をしてしまう話だ。
ライトノベル、というよりはむしろジュブナイルの進化系という方が近いのかもしれない。

冒頭は、まさに化学部の部長の女子高生が不思議な物体「ふわふわ」を発明してしまう話だ。
立方晶窒化炭素、が正式名称だ。
やわらかくて強い。中を真空にしてボールができる。
発表そうそう、大人気になり、サンプル100万円が2時間で完売した。

そしてそこからは彼女が社長になった会社の話、というよりは社長の彼女がふわふわで世界を変えていく話、と言えばいいだろうか。





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ラベル:野尻抱介
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2013年07月14日

成田良悟 デュラララ!! 10 



第10巻。
まだまだ収束しない。
それどころか登場人物がまた増えて拡散していく。

ダラーズの変化にともない、門田が車にはねられた。
多くの人間が犯人を追いかける。門田の仇をとる。それはダラーズだからではない。

一方、正臣は黄巾賊を復活させ、ダラーズとの対決を選ぶ。
青葉たちは正臣を襲うが正臣は読んでいる。

全体を俯瞰して楽しんでいるはずの臨也だが、淀切陣内の正体を暴いたところで罪歌の子に襲われる。

平和島静雄は逮捕される。そして警察の中で戦う。

こんな感じでまだまだストーリーは流れる。
ラベル:成田良悟
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2013年06月29日

中村文則 迷宮 (6/2013) ☆☆☆☆

【送料無料】迷宮 [ 中村文則 ]

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価格:1,365円(税込、送料込)



僕は事務所で働きながら試験勉強をしている。そんなとき突然ある男に声をかけられた。前の夜、ある女性と一緒だったが、話を聞かせて欲しいと。

その女性のアパートへ行っていたが、初めて会った相手だった。
実はその女性は、10年前の迷宮入りした一家殺人事件の遺児だった。父母と兄が殺され、12歳の彼女のみが生き残った。

防犯カメラがあって、その家には鍵がかかっていた。一家心中ではなく殺人だった。玄関はチェーンで施錠されていた。
彼女は睡眠薬を飲まされている。また、両肩につかまれたような痣もある。

いったい何があったのか。そのまま事件は迷宮入りしていた。
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ラベル:中村文則
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2013年06月15日

七尾与史  殺しも芸の肥やし (6/2013) ☆☆☆☆



「このミステリーがすごい!」大賞隠し球、というよくわからないステータスでデビューした作家、七尾与史の作品。

高校生の乗ったバスが突如消えた。そして十年後に埋まった場所から発見された。みな死んでいたはずだが、一人足らなくなっていた…

連続殺人鬼の話しになる。
語り手がいろいろ代わり、視点がそれぞれ違う。
だが共通していることは一つ。
連続殺人鬼の女性がいる、ということ。

そしてその連続殺人鬼を調べる者は、すべてこの世を去っていく。

途中でその殺人鬼の女性の嗜好が明かされる。お笑いが好きだ、ということだった。

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ラベル:七尾与史
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