2016年07月21日

清武英利 プライベートバンカー (7/2016) ☆☆☆☆1/2

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プライベートバンカー [ 清武英利 ]
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ノンフィクション、と書いているが心理描写も多いしかなり不都合なことも書いているので、フィクションも混じっているだろう。そうでなければ個人攻撃だ。

それはさておき面白い。
プライベートバンカーが何をやろうとするのか、そして顧客をめぐる醜い争いはどうやって起きるのか。
言ってしまえばカネの亡者たちがカネを取り合う場所としてシンガポールが選ばれている、というような話ではある。続きを読む
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2016年01月10日

黒野伸一 限界集落株式会社 (1/2016) ☆☆☆☆1/2

脱限界集落株式会社

脱限界集落株式会社
著者:黒野伸一
価格:1,728円(税込、送料込)
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エンターテインメントは楽しければよい。
僕の持論だ。

楽天ブックスより:

商品説明
TVドラマ化原作、待望の続編!!

多岐川優が過疎高齢化に悩む故郷を、村ごと株式会社化することで救ってから四年の歳月が経った。止村は、麓にある幕悦町の国道沿いに完成したショッピングモールとも業務提携するほど安定的に発展していっている。
そんな中、かつて栄えていた駅前商店街は、シャッター通りになって久しかったが、コミュニティ・カフェの開店や、東京からやってきた若者たちで、にわかに活況を呈していた。しかし、モールの成功に気をよくした優のかつての盟友・佐藤の主導で、幕悦町の駅前商店街の開発計画が持ち上がる。コミュニティ・カフェを運営する又従兄弟を手伝っている優の妻・美穂は、商店街の保存に奮闘するが、再開発派の切り崩しにあい、孤立していく。
開発か、現状維持か? 日本のそこかしこで起こっている問題に切り込む、地域活性エンタテインメント! 信州、東北で大ヒット、17万部突破シリーズ待望の続編です。


【編集担当からのおすすめ情報】
TVドラマ化決定! NHK土曜ドラマ 2015年1/31〜全5回 放送予定

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
東京からきた多岐川優の活躍で、消滅の危機を脱した止村。あれから4年ー。駅前のシャッター通り商店街、再開発か、現状維持か!?優との行き違いから家を出ていた美穂は、劣勢側の駅前商店街保存に奮闘するが…。地方が直面する問題に切り込む、地域活性エンタテインメント!人口減少社会の希望がここにある!!

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
黒野伸一(クロノシンイチ)
1959年神奈川県生まれ。『坂本ミキ、14歳。』(文庫化にあたり『ア・ハッピーファミリー』を改題)で第一回きらら文学賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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近藤史恵 胡蝶殺し (1/2016) ☆☆☆☆1/2

胡蝶殺し

胡蝶殺し
著者:近藤史恵
価格:1,512円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



名手、近藤史恵のミステリー仕立ての小説。

(以下「楽天ブックスより:)
著者インタビューあたため続けていた「歌舞伎の子役」について描かれた本作についてお話を伺いました。


歌舞伎子役と親同士の確執を描くミステリー

「美しい夢ならば、夢の中でも生きる価値がある」
『サクリファイス』で大藪春彦賞、第5回本屋大賞2位を獲得した、近藤史恵氏が長年温めてきた、歌舞伎の子役を主人公にしたミステリー。
市川萩太郎は、蘇芳屋を率いる歌舞伎役者。花田屋の中村竜胆の急逝に伴い、その息子、秋司の後見人になる。同学年の自分の息子・俊介よりも秋司に才能を感じた萩太郎は、ふたりの初共演「重の井子別れ」で、三吉役を秋司に、台詞の少ない調姫(しらべひめ)役を俊介にやらせることにする。しかし、初日前日に秋司のおたふく風邪が発覚。急遽、三吉は俊介にやらせる。そこから、秋司とその母親由香利との関係がこじれていく。さらに、秋司を突然の難聴が襲う。ふたりの夢である「春鏡鏡獅子」の「胡蝶」を、ふたりは舞うことが出来るのか…?

【編集担当からのおすすめ情報】
とにかく読んでみてください。
歌舞伎に詳しい方も、そうでない方も、たっぷり楽しめます。
近藤史恵氏の淡々としながら緊張感のある描写に、あっという間にひきこまれると思います。


主人公は子役ではなく、あくまで萩太郎だと言える。もちろん萩太郎を狂言廻しと見ることも可能ではあるのだが。
自分の子と、歌舞伎の後見人になった「子」の扱いかた、そして「子」の母親との関係など、萩太郎の苦悩は深い。
だがミステリーとしてはそれだけで終わるわけではない。実は仕掛けは最後に明らかになる。その謎を楽しんでもらいたい。もちろんこれはミステリーというよりは歌舞伎の関係者の心の内を描く小説だ、とも言えるし、ミステリー部分はオマケということもできるだろう。☆☆☆

おすすめ度:☆☆☆☆1/2 連獅子を踊るのが夢、というのはなんとなくわかります。
タグ:近藤史恵
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2014年09月07日

近藤史恵 さいごの毛布 (9/2014) ☆☆☆☆



場所は意外にも「老犬ホーム」だ。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
幼い頃から自分に自信が持てず、引っ込み思案。家族とも折り合いが悪く就職活動も失敗続きだった智美は、友人の紹介で、事情があって飼い主とは暮らせなくなった犬を有料で預かる老犬ホームに勤めることになる。時には身勝手とも思える理由で犬を預ける飼い主たちの真実を目の当たりにして複雑な思いを抱く智美は、犬たちの姿に自らの孤独を重ねていく。最期を飼い主の代わりに看取る「老犬ホーム」。身勝手な過去とすれ違うばかりの愛情が、ホーム存続の危機を招いてー。『サクリファイス』の近藤史恵が紡ぎ出した新たな感動物語。


近藤史恵の引き出しは多い。この本はミステリーでもスポーツサスペンスでもない。社会問題をえぐりながらも人間を描いている作品だ。 さすがといえよう。
人間は身勝手だ。だが、だからこそこの老犬ホームは存在している。犬を好きだときつい仕事、というのはまさにそのとおりなのだろう。


お薦め度:☆☆☆☆ 一人暮らしの芸能人とかは愛犬をどうしているのでしょうか。
タグ:近藤史恵
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2014年08月23日

小手鞠るい アップルソング (8/2014) ☆☆☆☆1/2



小手鞠るいの作品。
だが、これはまだるっこしい恋愛小説でも愛欲のぶつかり合う話でもない。
フィクションとノンフィクションを織り交ぜたタイプの小説だ。
実際にこれがフィクションなのかノンフィクションなのか、ずっと先までわからない。

物語は「私」の視点で語られたり、主人公である茉莉江の視点で語られたりする。
茉莉江は、国際結婚した実の母に連れられてアメリカに渡り、母の死を機会に高校の途中でニューヨークに移り住み、そこで日本人の坂木という男性の導きで写真家になった。
そして日本人カメラマンの蓮慈と出会い、恋人になる。なかなか結婚できないまま妊娠し、彼はベトナムへ飛ぶ。そして茉莉江は日本で大きな事件に遭遇し…。

茉莉江の強さ、そして「私」の彼女を追う足跡を描いていくこのノンフィクションなのかフィクションなのか。写真に詳しくない自分には最後のほうまでわからなかった。


読み方としては、それでいいのだろう。

お薦め度:☆☆☆☆1/2 彼女の撮った写真を見てみたいです。
タグ:小手鞠るい
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2014年02月01日

越谷オサム いとみち (1/2014) ☆☆☆☆1/2

【送料無料】いとみち [ 越谷オサム ]

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価格:620円(税込、送料込)



相馬いと。彼女は青森県に住む女子高生だ。引っ込み思案で、津軽弁も強く、なかなか人とうまく話せない。そんな彼女が、アルバイトで、青森にあるメイド喫茶に勤めることになった。しかも親には内緒。
ロリ属性でドジっ子。メイド喫茶にはぴったりのキャラだが、それを地でいっている。

いとの特技は津軽三味線。昔は賞をとったこともあるが、最近はずっと弾いていない。そのためばば(お婆ちゃん)も寂しそうだ。

そんないとが、メイド喫茶でやさしい店長、お母さん的な幸子、ちょっと怖い智美、トドのようなオーナーなどに囲まれて成長したり楽しんだりしていく物語だ。続きを読む
タグ:越谷オサム
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2014年01月19日

海堂尊 ケルベロスの肖像 (1/2014) ☆☆☆☆

【送料無料】ケルベロスの肖像 [ 海堂尊 ]

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もうこのシリーズも進みすぎていてなんともいえない。
田口医師はいつのまにやらスーパースター的になっているし、いいかげんなおっさんから策士に変身している。
螺鈿迷宮もブラックペアンも読んでいるが、人物関係を思い出すのは結構面倒だ。

最初は面白い作品だったが、ちょっと荒唐無稽がすぎてしまっている。

まさか田口医師を○○に乗せるとは…あまりに突拍子もない。
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タグ:海堂尊
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2014年01月03日

近藤史恵 キアズマ (12/2013) ☆☆☆☆1/2

キアズマ

キアズマ
著者:近藤史恵
価格:1,575円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



近藤史恵の自転車シリーズ第4作。 
舞台は大学の自転車部。
俺、岸田は人を怪我させてしまったことをきっかけに大学の自転車部に入部した。
すると、意外なことに自転車は自分に合ったスポーツだった。
どんどん競技が面白くなる。
勝ちたいという欲求がどんどん大きくなっていく。
だが俺は1年で辞めると決めていた。
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小手鞠るい 美しい心臓 (12/2013) ☆☆☆☆

【送料無料】美しい心臓 [ 小手鞠るい ]

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価格:1,470円(税込、送料込)



わたしは夫のいる女性。
夫のDVがあり、逃げている。
その一方、わたしはいま、別の男性との逢瀬を楽しんでいる。

楽しんでいるといえば語弊があるだろう。
彼こそが私のすべて。
彼に抱かれることがこの世で一番の幸せ。

彼は私を抱いたら家に帰る。それがもどかしい。

ある時、彼は長期出張になった。
私は仕事を辞めて彼についていった。
そこで過ごした夢のような日々。
そして「美しい心臓」という言葉を知る。

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タグ:小手毬るい
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2013年12月12日

幸田真音 ランウェイ (12/2013) ☆☆☆☆1/2

【送料無料】ランウェイ [ 幸田真音 ]

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価格:1,995円(税込、送料込)



ファッション雑誌に長期連載された作品。
柏木真昼は、有名ブランドのバイヤーになった。東京の店に対して、そのブランドをミラノの本店から買い付けてくるのが仕事だ。先輩バイヤーにいじめられたりこき使われながらもなんとかこなしていくうちに、セレクトショップからオファーがあった。引き抜きだ。 だが真昼の先輩バイヤーもそのポジションを求めていた。 一方、真昼の元カレも真昼に対してアプローチをかけてきた。 そして…

舞台はミラノ、パリ、そしてニューヨークと移る。
真昼は幸運の遺伝子の持ち主なのだろう。
あちこちで幸運な出会いをし、それをすべて自分のメリットに変えていく。



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タグ:幸田真音
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2013年12月01日

小手鞠るい あなたにつながる記憶のすべて

あなたにつながる記憶のすべて

あなたにつながる記憶のすべて
価格:1,680円(税込、送料別)



小手鞠るいの作品。
このブログではおなじみでもある。

さてこの本は一応エッセイ集といえばエッセイ集だ。あるいは私小説ともいえるかもしれない。
ただ、この本は「あなた」について書いているという点では「ワタクシ」小説ではない。

それぞれの作品は、「あなた」について客観的に書いている。
たとえば、「そのとき、あなたは、中米の永世中立国、コスタリカの海辺の村の貸別荘に滞在していた」とある。だがこの「あなた」というのは作者のことなのだ。一部分、回想シーンでは「私」というのも出ているが、基本的に「あなた」に呼びかける声の形になっている。

そしてタイトルが示すように、「あなた」が思い出す「だれか」についての話になっている。

「死者について、書きたい。その人に関する記憶だけをたよりにして。…(中略)死者だけではなくて、音信不通、消息不明、すなわち、消えてしまった人々も登場させてはどうか…」

こういうコンセプトの連作になっている。

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タグ:小手鞠るい
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2013年11月17日

川村元気 世界から猫が消えたなら (11/2013) ☆☆☆☆



遅ればせながら読んだ。
さすがに評判のいい作品だけのことはある。
読みやすいし、その割に深いものもある。
そして読後感も爽やかだ。
題材は人の死を、正確に言えば人が死ぬまでのほんの数日を扱っているというのに。


事前の情報がなかったので、きっとこの本は猫好きの人間が猫をテーマにした作品なのだろうと思っていた。
ここまで予想と異なるとは…。

主人公の僕は、頭痛で病院に行ったらいきなり余命がほとんどないと告げられた。
ショックを受けた僕のところに、僕とそっくりな男が現れる。
その男は自分を悪魔と名乗った。

そして悪魔が取引をもちかける。
だがそれは魂を受け取る、というようなものではなかった…続きを読む
タグ:川村元気
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2013年09月28日

黒木亮 獅子のごとく 小説 投資銀行日本人パートナー




外資系の投資銀行の日本人パートナーになるにはどんな仕事ぶりが必要か?
どんなビジネスをしているのか?

そのへんをかなり綿密な調査の上で書いてある投資銀行小説。
しかも実在の人物、企業、事件をベースにして書いている。
ホリエモンや三木谷浩史なども実名で出てくる。

基本的にはゴールドマンをモデルにしつつもそれ以外のデータもおりまぜて架空の投資銀行の話に仕立て上げている。

とくにいま40代後半、50代の人々にとっては記憶に新しい人たちが多く現れる、といってもいいだろう。
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タグ:黒木亮
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2013年09月01日

近藤史恵 ホテル・ピーベリー(8/2013) ☆☆☆☆



僕は友人に教えられて、ハワイ島のこのホテル・ピーベリーにやってきた。
ここは長期滞在用のホテルだが、ひとつの掟があるという。
滞在は一度だけ、というものだ。

ぼくは小学校の教師をやめて、ここにやってきた。
滞在客はみな日本人。
女性もひとりいる。
そしてホテルをきりもりするのは50近い女性の和美さんだ。
彼女の夫の浩一さんはカフェを始めていて、ホテルのことはほとんどやらない。

そして僕は彼女と深い関係になってしまった…続きを読む
タグ:近藤史恵
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2013年06月01日

近藤史恵 エデン (5/2013) ☆☆☆☆1/2

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価格:546円(税込、送料込)



「サクリファイス」http://hidebook.seesaa.net/article/97185303.html
の続編になる。実際は三部作なのだがまだ読んでいなかった。

フランスのチームに属する自転車ロードレースのプロであるぼく、白石誓(ちかう)、通称チカに大きなチャンスと試練が訪れた。

ツール・ド・フランスに出場するのだ。そしてチームの解散が決まった。
選手たちは動揺する。チームはどうしたらいいのか。その一方で監督はある提案をこっそりとする。

一方、今回のツールの台風の目は、フランス人の新人、ニコラだった。
彼は長らくフランスから遠ざかっていたツール・ド・フランスの優勝をとってくるかもしれない、と騒がれているのだ。
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タグ:近藤史恵
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2013年03月16日

桂望実 恋愛検定 (3/2013) ☆☆☆☆

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「恋愛検定」というのがある。
誰でも受けられるものではない。
これは突然あなたの前に「恋愛の神様」が現れ、あなたにその受験資格がある、ということを告げられて初めて受けられる。
4級、3級、2級の上は準一級、一級そしてマイスターがある。
この資格試験を通ると、世の中に自分が検定保持者だということを伝えられる。そしてそれをたとえば仕事に生かすこともできる。

この本は、それぞれの級に挑戦することになった人々の物語を描いている。
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タグ:桂望実
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2013年01月13日

幸田真音 財務省の階段 (1/2013) ☆☆☆☆

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幸田真音の短篇集。
何と「経済ホラー小説」だった。

財務省、日銀、為替ディーラー、国会議事堂…いろいろな場所でホラーが展開される。

オチが読めるものもあれば、意外性に驚くものもあるし、意味がよくわからないものもある。
ホラーだから理屈は不要なのだが。
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タグ:幸田真音
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2012年12月22日

小手鞠るい 誰もいない (12/2012) ☆☆☆☆

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おなじみ小手鞠るいの新作。

二人の女性の話が交互につづられる。

どちらも、愛する男性には配偶者がいる。
抱き合っていても、男は自分の家に帰る。

都築杏子。彼氏のミッキーには「あんず」と呼ばれる関西弁の女性。
一緒に暮らしている、あんずは言うが、正確には、寝るときには彼は家に戻ってしまう。
朝になると彼はいないのだ。もともと結婚していた杏子は、ミッキーに会って、離婚した。
だがその離婚の理由はもっと複雑なものだった…
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タグ:小手鞠るい
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2012年11月23日

近藤史恵 はぶらし (11/2012) ☆☆☆☆

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はぶらし
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いろいろな作品を生み出す近藤史恵の、今回は「なれなれしい友人ホラー的」な話といえばいいだろうか。
某掲示板でいえば、メンヘラ、キチママ系とも言えるだろう。

36歳独身の鈴音はシナリオライター。一度大きな賞を取り、それからは仕事が継続的に来ている。
そんな鈴音に電話があった。高校時代の同級生、水絵からだった。
ファミレスに呼び出された鈴音が見たのは、子連れの水絵。

懇願された鈴音は、水絵母子を一週間だけの約束で家に置くことにする。

独身で気楽で成功しているように見える鈴音にしても、生活はきつい。とくに納期のある仕事なので、なかなか家事にしてもできるわけではないし、人の世話もできるわけではない。

そんなところに水絵がやってきた。そう簡単におさまるはずもない。

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タグ:近藤史恵
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2012年11月10日

桂望実 頼むから、ほっといてくれ


頼むから、ほっといてくれ
頼むから、ほっといてくれ桂 望実

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ちょっと変わったオムニバスのように見えつつ、最後は一つのストーリーに落ち着く話だ。

主人公は、しいていえば「トランポリン」となるのだろうか。
トランポリンという競技に参加している人々の人間模様を描いている。

最初に出てくるのは、才能のある少年と努力する少年の比較。ストーリーはシングルマザーの視点で描かれる。
するといきなり数年後に話が飛ぶ。努力する大器晩成型の少年は、才能を発揮し、優勝まで手が届いてしまう。 そこにもう一人、そそっかしい青年が加わり、三人での話になる。
…と思うとひとりはいきなり女の子に惹かれていく。 それを危ぶむコーチ。そしてコーチは、近くで練習をしている新体操のコーチにあることを聞く。







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タグ:桂望実 
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