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大崎梢はよく本屋で起きる話を描いているが、これは出版社での話だ。
大手出版社、千石社の若手編集者、工藤彰彦は新人賞のパーティーのあと、古参の作家、家永嘉人を家に送る。そこで彰彦は家永の原稿を見つける。
酔いつぶれた家永の横で、彰彦は原稿を読みふける。
そして彼は言った。「この原稿、一緒に本にしましょう。きっと素晴らしい代表作になりますよ。書いてくださってありがとうございます」
家永は彰彦に言う。「だめなときには手放すと約束してくれるなら、君にあずけるよ。」
そして、彰彦の苦悩が始まる。
文芸書というのは、そう簡単に出せるものではないのだ。とくに大手の千石社では。
会社の格が上の分、作品がいいだけではなくネームバリューも必要になる。
そうでなければどんどん先延ばしになってしまうのだ。
加えて、家永から追加の話が来た。
作品内にある詩は、家永自身の作ではない。
使用するにあたり、作者の了承をとって欲しい、と。
その作者は、断絶している家永の娘だった…。続きを読む
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