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アマゾンのビジネス書上位にランクされている本だ。
読もうと思っていたら、縁があって作者からサイン本をいただいた。
(まず、そのことが本文にまったく影響がないことを明言させていただく。アマゾンの他のかたの書評を読めばそれは裏付けられるだろう。)
タイトルに惑わされてはいけない。
これは、変な数式をならべて人生を訳知り顔に語る本ではない。
この本は、普通の人間が、人生において、自分の生き方を見つめてみたり、数々の失敗を乗り越えていくためにはどうしたらいいか導いてくれる本だ。
タイトルは、途中の一章から取っている。
そして数式は確かに出てくる。
たとえば、
「なりたい自分ーいまの自分=課題=これから自分がやらなければいけないこと」
シンプルだが奥が深いものだ。
作者はもともと、エクセルの入門書などを書いていたテクニカルライターだ。
だがこの本はそんな技術的な事は出てこない。
なぜか。彼は、ライターからスタートしたからだ。技術屋さんが本を書いたわけではない。だからこそ平易な文章を書けるということになる。
作者はスーパーマンなんかではない。むしろ平凡な、私を含めた読者の大部分に近い立場にいる人だ。
その彼が言う。人生は成功するようにできている、と。
この本を読むと、たしかにその通りだと思う。成功するための秘訣があるのだ。
懐疑的な人が本を読んで、なあんだ、と言うかもしれない。だが、シンプルながら、とても大事なことなのだ。
人生は成功するようにできているのだ。
この本の中に、将来から過去をさかのぼって自分を見る、という一節がある。まさに、先週に私がランダムウォークで書いたことそのものだ。(記事はこちらをクリック)
彼もそれを実践していたのだ。
それから、私が好きなフレーズの一つをやはり彼が引用している。
「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。」
まさにその通りだと思う。
この本は、自慢話でもなんでもない。また、立身出世物語でもない。ビルゲイツや松井ではない。等身大の一般人の話だ。だからこそ、共感するし励まされる。
人生の成功の秘訣といった類の本と、ダイエットには似たところがあると私は常々思っている。
どこが似ているか、お解りだろうか?
もちろん、「一部にはインチキなものがある」というのも正しい。
だがもっと重要なことがある。
それは、「信じてそれを実行する場合、それによって成功する人が確かに存在する」ということなのだ。
誰にでもそれがあてはまるかどうかはわからない。だが、真剣にトライした人のうち何パーセント、あるいは何割かは成功するはずなのだ。
たとえば、10%の人が成功したとしよう。 その本は(あるいはダイエット方法は)成功へのパスポートなのだろうか。それとも、90%の人が失敗するというのは、インチキなのだろうか?
全員に影響を与えることは難しい。というより実質的には不可能だ。だが、10%の人がそれによって人生を変えることができたとしたら、その本のインパクトはものすごいことになる。世の中を変えることさえできる、と言えるのだ。
この本は、世の中を変えるくらいのパワーを持っている。
なぜなら、読者の大部分は、一般人であり、その一般人は、作者と同じような立場にあるからだ。
最後のエピソードを見て、涙する人も多いだろう。
そう。人生は、成功するようにできているのだ。
お勧め度:☆☆☆☆☆ 文句無く満票です。自己啓発書としては、デール・カーネギーの「道は開ける」http://tinyurl.com/annkp と同じくらいインパクトのある本だと思います。






近いうちにタッパンジーブリッジを渡って、パリセードモールにある紀伊国屋書店へ行ってみます。私の本も出版される日がきたら、コメントお願いします。