2008年04月26日

蒼井上鷹 ホームズのいない町 (4/2008) ☆☆☆☆☆


ホームズのいない町

13のまだらな推理
Futaba novels
著者: 蒼井上鷹
出版社: 双葉社
サイズ: 新書
ページ数: 355p
発行年月: 2008年03月
ISBN:9784575007688
本体価格 905円 (税込 950 円) 送料別
ホームズのいない町

蒼井上鷹の新作。
例によって、何重にも話の裏がついている。
ある町で、奇妙な事件が起こる。
殺人事件だ。
犯人は車で逃げ、電柱にぶつかって停電を起こす。

そして火事も起こる。

ところが、実は事件はそれだけではなかったのだ。
その事件の裏では、関係するもの、関係ないものを含めて、いろいろな事件が起こっていた。
この町にはホームズがいない。だから名探偵が一挙に解決するということはあまりないだろう。

その一方でいろいろなことが裏で起きていて、それにはちょっと間違えるとすぐにスキャンダルの種にもなるようなものも含まれているのだ。

13の事件について、それぞれの解決が図られる。あるいは、解決しなかったものもある。
読んでいくうちに、ああ、あの事件がこうつながってしまうのか、という風にわかってくる。

単純そうに見えて、計算しつくされた作品に仕上がっている。

お勧め度:☆☆☆☆☆ ほめすぎかなあ(笑)。でも、ここまで作り上げる構成力は見事です。

ホームズのいない町

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ラベル:蒼井上鷹
posted by 濫読ひで at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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