2008年04月26日

鴻上尚史 僕たちの好きだった革命 (4/2008) ☆☆☆☆☆


僕たちの好きだった革命

著者: 鴻上尚史
出版社: 角川学芸出版 /角川グループパブリッ
サイズ: 単行本
ページ数: 309p
発行年月: 2008年02月
ISBN:9784046210722
本体価格 1,700円 (税込 1,785 円) 送料別
僕たちの好きだった革命

鴻上尚史が描いた、演劇のようなドラマ。
学生運動華やかなころ、一人の高校生がガス弾の直撃をうけ、昏倒した。それから30年たった1999年。彼は突然起き上がった。



起き上がった山崎が望んだのは、もう一度高校に戻ることだった。

そして山崎は、母校に、生徒として戻った。そして、いまの高校生の中で、カルチャーショックを受け、自分が抵抗していた頃と今とで、生徒たちの行動が全然違うことを知る。

そんな中、あるきっかけて、山崎はあることを目指して動き始めた。学校の体制に反対し、自分たちのものを開催するために…。


題材としてはよくある話ではあるが、鴻上はさすがにうまくまとめている。
荒唐無稽のような話だが、もしかしたらこうやっていけるかもしれない、と思わせるところもうまい。
一方、エピローグに出てくる少女のひとこと「痛い感じ」というのも、適切に今の世代の若者が感じるであろうことを表現できている。

そして「僕」のやるべきことについての希望、あるいは使命について描き、この話は閉じられる。
演劇として、うまくできそうな話になっていると思う。

お勧め度;☆☆☆☆☆ 本当に、昔の高校生は、こうだったんです…たぶん。(筆者よりも上の世代の高校生、ということです)





僕たちの好きだった革命

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ラベル:鴻上尚史
posted by 濫読ひで at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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