2008年04月20日

金城一紀 映画篇 (4/2008)☆☆☆☆1/2


映画篇

著者: 金城一紀
出版社: 集英社
サイズ: 単行本
ページ数: 363p
発行年月: 2007年07月
ISBN:9784087753806
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料別
映画篇

本屋大賞ノミネート作品。
映画に関係する短編集。

映画は題材だったりただの添え物だったりする。



「太陽がいっぱい」は、私小説的な語り口で、「僕」の子供のころの友人との交流を描いている。「僕」は小説家として「彼」を救う。
物語の中では、死者は当然のように蘇り、まるで死んだことさえなかったように動きまわれることはおろか、空を羽ばたくことさえできるのだ。

秀逸なのは「愛の泉」
これは今年の短編賞の候補だ。
大好きなおばあちゃんを元気づけるために、大学生の僕があちこち動き回って、浜石教授や司さん「ローマの休日」の上映会を実行していく話だ。
ここに出てくる登場人物は、みな温かい。みんなで力を合わせ、目標に向かって進んでいく。 適度なユーモアも入っていて、感動も与える。 まさに小説、そして映画はこうあるべきだ、というような作品だといえるだろう。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 なかなかいい話がそろっています。

映画篇

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ラベル:金城一紀
posted by 濫読ひで at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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