2008年04月12日

角田光代 予定日はジミー・ペイジ (4/2008) ☆☆☆☆1/2


予定日はジミー・ペイジ

著者: 角田光代
出版社: 白水社
サイズ: 単行本
ページ数: 253p
発行年月: 2007年09月
ISBN:9784560091005
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料別
予定日はジミー・ペイジ

昨年この本が出ると聞いていて、予定日近辺に出ていなかった。そこでもうこの本のことは忘れていたのだが、最近やっと目についた。

…こんな中身だとは思わなかった(笑)。
「予定日」は出産予定日のことだった。


作者の「私」(マキちゃん)は妊娠した。
夫は喜んだ。やったあ!と。

私はあまり嬉しくなかった。それはなぜなんだろう、と思った。
回りはみんな浮かれているのに。

出産予定日を見てみると、その日に誕生日になっている人に、ジミー・ペイジがいた。

私と夫は交換日記をつけだした。

そうしていると、ある日突然うれしくなった…


こんな、妊娠から出産までの日記をつづっている。

読んでいて、なんだか妊娠って大変だけど幸せを感じられるのだなあ、と思えるような話だ。
幸福な体験に基づく小説、という感じだ。


ところが。
なんと筆者は出産はしていないという。
もともと出産のことを書いた掌編小説があったが、それを見てみんなからお祝いを言われ、違うといったらじゃあ小説として全部かけ、ということで書いたのだという。不思議な感じだ。

ちなみに彼女のご主人は伊藤たかみさんだ。子供ができたら作家かな。いや、親が偉大すぎて子供は作家にはならないのかも。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 読んでいてしあわせな気持ちになれます。

予定日はジミー・ペイジ

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ラベル:角田光代
posted by 濫読ひで at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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