2008年03月30日

大沢在昌 魔女の盟約 (3.2008) ☆☆☆☆1/2


魔女の盟約

著者: 大沢在昌
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 472p
発行年月: 2008年01月
ISBN:9784163266107
本体価格 1,700円 (税込 1,785 円) 送料別
魔女の盟約

大沢在昌の本。「魔女の笑窪」
http://hidebook.seesaa.net/article/26374130.html
の続編。

その時には「シリーズ化すればよかったのに」と書いたら、しっかりシリーズ化された。
元のストーリーを読んでからでないと、この本に入って行けないので注意。(各種の設定・ネタばれが含まれているからだ。)

英美(今回はこの名前)は地獄島の問題のあと、韓国に渡り整形手術をした。 そしてほとぼりが冷めるまでそのままでいるつもりだった。
ところが、韓国まで追っ手がやってきて、関係者を殺害してしまった。何とか逃げる英美。出会った中国人の白理の手引きで、中国へ。 その後二人は日本に渡り、全体の大きな絵を描いた黒幕と対峙することになる。


ストーリーの流れは、わかりやすい。
何か出会いが起こると、そこから事件が発生し、出会った相手と深くかかわっていくことになる。
「失敗する可能性があるものは、失敗する」というマーフィーの法則のように、「関係が発展する可能性のある出会いは、発展する」ということだ。その関係はもちろん、親密とは限らず、敵対もあるわけだが。

相変わらずの荒唐無稽さではあるものの、第一作よりはこちらのほうがこなれている感じがする。 新たな登場人物との次の対決が暗示されており、続編が楽しみだといえる。とくに、今回は彼女が第一作で本職としていた「能力」が使われることがほとんどなかった
ので、そのあたりの話も第三作では描かれていくのだろう、と思う。

続編が楽しみだ。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 こんな女性とはかかわりたくないものです。




魔女の盟約

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タグ:大沢在昌
posted by 濫読ひで at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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