2008年03月15日

蒼井上鷹 九杯目には早すぎる (3/2008) ☆☆☆☆


九杯目には早すぎる

Futaba novels
著者: 蒼井上鷹
出版社: 双葉社
サイズ: 新書
ページ数: 282p
発行年月: 2005年11月
ISBN:9784575007480
本体価格 800円 (税込 840 円) 送料別
九杯目には早すぎる

蒼井上鷹のデビュー作。
タイトルはハリイ・ケメルマンの「9マイルは遠すぎる」
などをほうふつとさせる、かもしれない。
(それは本文参照のこと。)短編集であり、掌編も含まれている。
彼の作品に共通しているのは、ひねりが多いことだ。

どんでん返しで意外な結末、と思いきや、そこからまたもうひとひねりある。 普通のミステリよりも、もっと楽しめるかもしれない。

あとは登場人物の描写もうまい。といっても、「人間のせこさ」とかの表現になる。立派な人間は少なく、みんなずるくてせこい、スケールの小さい人々だ。だがそれこそが等身大の人間なのかもしれない。

正直、よく理解できなかった作品もある。それは私の読解力のせいであろう。

いずれにしてもそれなりに楽しめる短編集に仕上がっている。

お勧め度;☆☆☆☆ 薬物の受け渡しに、あなたはどんな手を使いますか?

九杯目には早すぎる


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ラベル:蒼井上鷹
posted by 濫読ひで at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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