2008年03月08日

石持浅海 Rのつく月には気をつけよう (3/2008) ☆☆☆☆


Rのつく月には気をつけよう

著者: 石持浅海
出版社: 祥伝社
サイズ: 単行本
ページ数: 232p
発行年月: 2007年09月
ISBN:9784396632878
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料別
Rのつく月には気をつけよう

Rのつく月に気をつけるというのは何のことかご存じの方も多いだろう。これは、英語、フランス語などで牡蠣を食べるのに向く月のことをさしている。

表題作は、新築パーティで牡蠣を食べようとしたときにおきたアクシデントと、その裏にひそむ思いについて書いたものだ。

これは短編連作になっている。
主人公は湯浅夏美。OLだ。学生時代からの飲み仲間の長江と熊田とともに、長江のマンションで飲み会をする。そのときの毎回のゲストが事件について語るという形式になっている。

たとえて言えば、アシモフの「黒後家蜘蛛の会」のようなものだ。

なぞ解きは基本的に長江が行う。


表題作についてはちょっとうがちすぎだと思えるが、「火傷をしないように」などの佳作もある。
そしてひとつの大きな仕掛けもある。
再読してみると、その仕掛けがきっちりとわかるのだ。

あいかわらずこの人はMBAに過度の幻想を抱いた記載が多いのだが…

お勧め度:☆☆☆☆ 質にちょっとばらつきが感じられました。でも最後の仕掛けはなるほど、フェアです。


Rのつく月には気をつけよう


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タグ:石持浅海
posted by 濫読ひで at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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