2008年03月02日

三浦しをん 悶絶スパイラル (2/2008) ☆☆☆☆☆


悶絶スパイラル

著者: 三浦しをん
出版社: 太田出版
サイズ: 単行本
ページ数: 268p
発行年月: 2008年01月
ISBN:9784778311025
本体価格 1,400円 (税込 1,470 円) 送料別

悶絶スパイラル
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三浦しをんのエッセイは手放しに誉めていい。
とにかく面白いのだ。

なぜか? 彼女は怠惰でぐうたらでオタクで腐女子(読者は意味がわかるだろうか?)なのだが、その中身をエッセイで見事に描いているからだ。

これが創っている姿なのかそれとも本音なのか。おそらく半分以上は本音だろう。そこに悶絶するような面白さがある。
「最近、いいかげんに女度をあげろと指南されることが多い。年なのかのう(それは関係ない)。

などと自分のことを自虐的かつコミカルに描いている。だいたい弟に「ブタ」と呼ばれているなんて本に書いてしまう人なんだから。

彼女は独身だ。男がほしいということを表面的には言いつつも、実はそれを求めているようには見えない

彼女が求めるのは、趣味が同じで共感できて楽しめる相手だ。だがそれは恋愛の相手とは限らないだろう。

金のあるヲタクで、趣味がある程度似ていて楽しめる相手ならそれが一番ではないだろうか。

一億円が手に入ったら、などというエッセイもあったが、もはや彼女は直木賞作家だし、その金額はべつに夢ではないだろう。
しかし、彼女はきっとお金が手に入っても、ジョジョ(漫画のキャラクター)のTシャツとジーンズにゴムぞうりで過ごしていそうだ。

マンガとやおい小説を傍らにおいたままで。

お勧め度:☆☆☆☆☆ 楽天では品切れ中のようですが…。
とにかくお勧めです。綺麗な女性は、自分がこうじゃなくてよかった、とほっとしてください(笑)

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タグ:三浦しをん
posted by 濫読ひで at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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