2008年02月22日

伊藤たかみ フラミンゴの家 (2/2008) ☆☆☆☆1/2


フラミンゴの家

著者: 伊藤たかみ
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 250p
発行年月: 2008年01月
ISBN:9784163266909
本体価格 1,333円 (税込 1,399 円) 送料別


正人は突然、離婚した妻の翔子の手術の際に、娘の晶を預かることになった。彼女はまだ6年生だ。
どう接していいか、まだよくわからない。

翔子はガンだ。今後どうなってしまうかもわからない。
そんなときに、感受性の強い年ごろの娘を預かってしまった正人。

晶は正人のことを「片瀬さん」と呼ぶ。パパ、ではなく。

晶は街に出た。そして、正人の店がレストランではなくスナックであることも知る。

正人には彼女がいるようだ。それも調べなければならない。


揺れ動く晶と、彼女を支える正人、そしてあや子。
そして晶は真実を知る…


父と娘のドタバタかと思えば、むしろ人情噺に近いかもしれない。
大事件がいろいろ起きそうでそうでないのは、やはり作者の優しさでもあるのだろう。 波乱万丈、というよりは静かに時が運命を作り出す、という感じだ。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 翔子の潔くすべてを知っているような態度がいいですね。物語は淡々とするものの、いい話になっています。




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posted by 濫読ひで at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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