2008年02月21日

大沢在昌 影絵の騎士 (2/2008) ☆☆☆☆



影絵の騎士

著者: 大沢在昌
出版社: 集英社
サイズ: 単行本
ページ数: 508p
発行年月: 2007年06月
ISBN:9784087748703
本体価格 1,800円 (税込 1,890 円) 送料別
影絵の騎士

大沢在昌の近未来ものの作品。
場所は東京。しかしかなり状況は違う。
メディアは「ネットワーク」に支配されている。メディアが放映するものが真実なのだ。 だがそれ以外にも強者がいる。それが「ムービー」だ。
映画の関係者は、東京湾の原発のための人工島で映画を撮っている。そこにはセレブもたくさんいる。観光客は観光で行くことができるが、住むことはできない。
そこは選ばれた土地だから。

さて主人公のケン・ヨヨギは「ホープレス」と呼ばれる混血移民(親のことは知らない)だ。
東京は外国人がたくさん流入してきていて、その結果、日本で生まれる混血児が増えているのだ。

恋人が都市型の不治の病にかかり、ケンは探偵の職をなげうって、彼女とともにオガサワラの島にひきこもった。そして恋人が亡くなったのちもそこに居続ける。 しかし、ある依頼がやってきて、ケンは再度探偵になった。


近未来だから設定が難しい。そのあたりは何とか乗り切ったかな、と思う。ただ、場合によってはキャラがいまいちしっかりしていなかったり、科学に詳しすぎたりするのはちょっと苦労のあとがしのばれた。
あと、通貨単位と貨幣価値がしっかりとはわからなかった。
まあ未来の世界だから(笑)。

結末はちょっと陳腐だったので☆4つにしておこう。

お勧め度:☆☆☆☆ 設定についていけるかどうかです。

影絵の騎士

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ラベル:大沢在昌
posted by 濫読ひで at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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