2008年02月02日

誉田哲也 武士道シックスティーン (1/2008) ☆☆☆☆☆


武士道シックスティーン

著者: 誉田哲也
出版社: 文藝春秋
サイズ: 単行本
ページ数: 349p
発行年月: 2007年07月
ISBN:9784163261607
本体価格 1,476円 (税込 1,549 円) 送料別
武士道シックスティーン

面白い本に出会ったとき、とても嬉しい。
特に期待していないものが面白いと、特に嬉しいと思う。
この本は、そういう思いを味わわせてくれた。

主人公は二人。高校生の女の子だ。一人は磯山香織。剣道オタクといえるくらい、子供のころから剣道に打ち込み、そして宮本武蔵に心酔している。勝ち負けにこだわる自信家でもある。
香織のプライドを傷つけた事件があった。それは中学の大会で強そうに見えない相手に負けてしまったことだ。 その相手が早苗だ。
香織は早苗のいる高校に入ることにした。 香織にしてみればそこは敵地なのだ。

一方の早苗。彼女は剣道をはじめたのは中学になってからだ。それほど上手いわけではない。常に強いとは限らない。香織が周りを敵とみなして勝負にこだわり、突っかかっていく姿が理解できない。

その二人がいろいろぶつかり悩みながら成長していく物語だ。

強いが、曲がる、折れる心を持たない香織。そして弱そうに見えるがしなやかな早苗。その二人が相互作用を起こすとき、新たな道が生まれる、といっていいだろう。

ここから先は言うのは野暮だろう。
ただ、読んで楽しんで欲しい。

わくわくしながら、はらはらしながら、しかしどこか安心して読んでいける良質の物語だといえる。
現役高校生にもお勧めだ。

お勧め度:☆☆☆☆☆ 文句なし満点。楽しんで読みましょう。

武士道シックスティーン

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ラベル:誉田哲也
posted by 濫読ひで at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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