ウェブ時代をゆく
いかに働き、いかに学ぶか
ちくま新書
著者: 梅田望夫
出版社: 筑摩書房
サイズ: 新書
ページ数: 244p
発行年月: 2007年11月
ISBN:9784480063878
本体価格 740円 (税込 777 円) 送料別
ウェブ時代をゆく
この本を評するのは、私にとってはなかなか難しい。
ただの礼賛になってしまう危険性があるからだ。
この本を読んで、生き方、考え方を変える人が出てくるかもしれない。
私も、そうありたいと思う一人だ。
このWebが発達した時代に、人々はどう生きていくべきか。
それをこの本では問うている。
筆者は、将棋の羽生善治の言葉を引用し、「学習の高速道路と大渋滞」のことをWeb進化論でも述べた。
そして今度は、その先を「高く険しい道」と「けものみち」に分けている。
「高く険しい道」とは、高速道路の先の渋滞の中を進み、さらに上を目指すもの。
「けものみち」とは、道なきところに自分で道をつけていくものだ。
(この部分はいつかどこかで、自分のケースが進展したら、別の名前で書くかもしれないのでこの辺にしておこう。)
また筆者は、「好きを貫く」ことを示している。
それで食べていければ、それでいいではないか!
まつもとゆきひろという人がいる。Rubyというオープンソースのプログラム言語を書いた人で、彼は、その世界では世界でもっとも尊敬される日本人とも言える。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071127/288123/
に、梅田氏との対談が載っている。
(余談だが、このITPROというサイトは素人から見ても面白い記事がたくさん載っている。)
まつもとは、現在、松江のネットワーク応用通信研究所というところの フェローになっている。彼はオープンソースのプログラムをつくりながら、この肩書きで給料をもらっている。
実は彼の存在自体が「まちおこし」にすらなっているのだ。
そして日経はこのまちおこしムーブメントに賞すら与えた。(この辺は書籍の中身とはずれるので割愛)
まつもとは、好きをつらぬいて仕事をしている。そんな生き方も、きっと「あり」なのだろう。
この本は示唆に富む。
そして人々に問う。
あなたの、プロとしての生き方はどうあるべきなのか、と。
答えを探していかなければならない、と思う人たちがたくさんいるだろう。そして、いてほしい、と切に願うものだ。
ウェブ進化論 http://hidebook.seesaa.net/article/26722402.html
から1年半以上が過ぎた。
そしてまた、世界は変わってきている。Web2.0でいえばたとえば楽天もAPIの公開に乗り出してきた。まだまだ利用度は低いが、今後いろいろなことをやっていくのだろう。
(内容はもっとずっと沢山あるが、今回はこの辺にしておこう)
お勧め度:☆☆☆☆☆ 若者全員に読んでほしいものです。
タグ:梅田望夫




