2007年11月10日

東野圭吾 使命と魂のリミット (11/2007) ☆☆☆☆1/2


使命と魂のリミット

著者: 東野圭吾
出版社: 新潮社
サイズ: 単行本
ページ数: 376p
発行年月: 2006年12月
ISBN:9784103031710
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円) 送料別
楽天:使命と魂のリミット
アマゾン:使命と魂のリミット

東野圭吾の作品。
夕紀は研修医だ。いまは心臓外科にいる。
指導教官の西園は、実は父の心臓病を執刀した。そして父は死んだ。
その一方、夕紀の母は西園と交際している。
もしかして西園は、意図的に父を殺したのではないか?
夕紀の疑惑は晴れない。

一方、同じ病院にいる看護師の望の恋人、譲治はなぜか病院のことを聞きたがった。そして病院の中に入り、手術室まで見てきた。
何が目的なのか…

そして事件は起こる。



東野圭吾の筆力はさえる。
その一方、今回はそれほどの社会の矛盾を抉り出すものにはなっていない。
もちろん譲治の動機や行動はそれの反映ではあるものの、不合理な結末を導いていくわけではない。

「さまよう刃」などのような非情な結末ではなく、より万人に受け入れやすいものに仕上がっている。

これを妥協とみるのかどうか。そこが東野圭吾のこの作品への評価につながるのだろう。
私自身は、この結末は納得のいくものであったと付け加えておく。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 「使命」とは何か、考えさせられます。
posted by 濫読ひで at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/65651651
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック