2007年10月20日

小手鞠 るい 恋するからだ (10/2007) ☆☆☆☆

恋するからだ恋するからだ
小手鞠 るい

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小手鞠 るい の新作。
「ふれていたい」http://hidebook.seesaa.net/article/33342183.html
とは真逆の感じの女の子が主人公。

舞台はハワイ。鮎美(アユミ)は元気な女の子。
ボーイフレンドの「シャーク」と関係している。
ただし、アユミとシャークの関係はただの恋人ではない。

「フリーランスの恋人同士」ということになっている。お互いを束縛しないのだ。
セックスフレンドではない。別れても友情だけは残る。

一方、アユミの友人の小波(コナ)は正反対だ。
コナは彼一筋なのだが、彼には妻子がいる。いつも苦しんでいる。
アユミはそんなコナを励ましている。

アユミにはもう一人の男性がいる。一部で有名な作家のギャレット。アユミは彼にはシャークのことも含めて何でも話している。アユミは日曜になるとギャレットの家に言っていろいろな話をする。

アユミは日本人の大学生、ショーヘイに英語を教えることになった。 ショーヘイは最初はかなりぶっきらぼうでアユミにもひどいことを言ったりするが…

元気であればいい、というものではない。
アユミにも問題が降りかかる。
それもいっぺんに。
アユミはどうするのか?


女性が女性を描くと、意地悪、残酷になることがある。
この作品はそこまではいかないが、こんなストーリーにしなくても、という感じは残る。

フリーランスの恋人という関係は男にとって都合がいいが、女性にとってはどうなのだろうか? その部分、ショーヘイがいみじくも言い当てている。

アユミが愛したのはシャークの「からだ」なんだろうか?それとも心も? 

お勧め度:☆☆☆☆ アユミと小波の方向性の違いが際立ちます。






ラベル:小手鞠 るい
posted by 濫読ひで at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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