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スカイ・クロラシリーズの完結編。
冒頭、いきなり記憶喪失した「僕」の語りが始まる。
いったい、僕とは誰なのか。
クサナギか、カンナミか、はたまたクリタやササクラ、ティーチャということだってあるかもしれない。
(もちろんササクラは職務が違うから、そうはならないだろうが。)
それがわからない、という不安定なままで話が進む。そこにフーコが出てくるので、なんとなく誰のことだか、わかってくる。
その語り手は、記憶をなくした。それは、彼独自の問題ではどうもないらしい。すべてのキルドレに共通するのかもしれない。
だが、それを克服した人間?も存在する。
スカイ・クロラシリーズのいいところの一つには、やはり空中戦の描写があげられるだろう。
登場人物たちは、空中戦を愛している。ダンスとして。
もちろん、落とされれば死んでしまう。それがわかった上での話しだ。
いずれにしても、多くの謎が残ってしまった。
もしかしたら、シリーズ全体を再読すれば、ストーリーの連関性がよりうかびあがるかもしれない。
謎は謎として残ったが、この爽快な物語は、完結した。
読後はとても爽快だ。そして少しだけフラストレーション。
このあと、メンバーたちはどんな行動をするのか。
そこを描ききれて居なかったから。
そして謎も残ったから。
お勧め度:☆☆☆☆1/2
シリーズの最終巻です。シリーズを読んだ人でないと答えられないような内容が多く含まれています。
スカイ・クロラシリーズが好きな人にお勧め。





