2007年09月16日

道尾 秀介 シャドウ (ミステリ・フロンティア) (9/2007) ☆☆☆☆

シャドウ (ミステリ・フロンティア)シャドウ (ミステリ・フロンティア)
道尾 秀介

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「ミステリ・フロンティア」の一作。昨年に出て、読み損ねていたもの。

お母さんが死んだ。ガンだった。 それからお父さんはちょっと変になったようだ。 



妻が死んだ。飛び降り自殺だ。
妻の遺書が、ウィスキーの瓶の下にあった。 あなたを許しません、と。

二組の家族。息子と娘がいた。それぞれの父は、医大で同じ研究室だった。 息子と娘は同級生だ。
それぞれの視点から、物語は語られる。

何が起こったのか、そしてこれから何が起ころうとしているのか…


視点が変わるので、読みにくい。もちろんちゃんと書き分けもなされており、伏線もはられている。

ただ、何かスマートさに欠ける。やられた!という気持ちよい裏切り感(というのか)が出てこないのだ。

たしかに、そうかもしれないが…という感情が残ってしまう。
もちろん理屈、つじつまは合っている。
それなのになぜかもどかしさが残ってしまうのだ。

やはり設定に無理を感じるのだろうか?

お勧め度: ☆☆☆☆ ゴミ箱を見るものではありません。



ラベル:道尾 秀介
posted by 濫読ひで at 20:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 作家ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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