2007年07月14日

伊藤 たかみ ドライブイン蒲生 (7/2007) ☆☆☆1/2

ドライブイン蒲生ドライブイン蒲生
伊藤 たかみ

河出書房新社 2006-07-17
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芥川賞作家にして角田光代のダンナという立場でもある伊藤たかみの作品。

芥川賞受賞の「八月の路上に捨てる」もあまり好きになれない作品だったがこれもそんな感じかもしれない。ドライブイン蒲生を経営するのは蒲生一家。


父は飲んだくれ、母もいい加減、娘もろくでなし、息子も駄目、という家族だ。姉は出戻ってきた
父が死ぬときに家族はどんなことを思ったか。そしてそれからどうしていくのか。人間模様を描いている。

「無花果カレーライス」これは芥川賞候補。
個人的にはこちらのほうがいいと思った。
篠田は、気に食わない腐れ縁の友、トモナリから自分たちを捨てた母のことを聞く。そして記憶は過去へとさかのぼっていく。


「文学」という感じがする文章だが、あまり心地よい内容のものはない。カタルシスもないし、読むとどちらかというと気分がダウンする系統の作品だ。

「ミカ!」のような明るいものとはずいぶん異なっている。


お勧め度:☆☆☆1/2 好みが分かれると思います。
ラベル:伊藤 たかみ
posted by 濫読ひで at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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