2007年07月07日

桐野 夏生  メタボラ (7/2007) ☆☆☆☆1/2

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桐野 夏生

朝日新聞社 2007-05
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気づいたら、僕は山の中にいた。
何も思い出せない。
所持品も何もない。
どうやら記憶喪失のようだ。
そんなとき、僕は一人の男と出会った。

彼は昭光と名乗り、僕にギンジという名前をくれた。
そして、僕とギンジの日々が始まった。

ここは沖縄だった。僕はなぜここにいるのか思い出せない。
僕とギンジは、初めて会ったコンビニの女の子の部屋にころがりこんだ。

そこから、僕の自分を取り戻すための日々が始まる…


理由があって記憶喪失になっている。だとすると、思い出さないほうがいいのかもしれない。だが、それはそれで自分は不幸になる。
ここが人生の難しいところだ。
「ギンジ」と本当の自分をどう折り合いつけていくのか。

一方、昭光だって気楽なだけではない。彼がそこにいたのはやはり理由があるのだから。

二人の人生の交錯が面白い。 ただし長い割に、最後はなんだか割り切れない。

お勧め度:☆☆☆☆ 記憶喪失になったら、あなたはどうしますか?
ラベル:桐野 夏生
posted by 濫読ひで at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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