マシュマロ・ナイン [ 横関 大 ] |
無実のドーピングの罪で球界を追放された小尾は、高校の臨時教員となった。
妻とは別居。
突然校長に呼ばれた小尾は、とんでもないことを言い渡された。 君は明日から野球部の監督だ、相撲部が活動停止になったのでそのメンバーを野球部にして甲子園に行け、というのだ。
ありえない要求に小尾は驚いたが、受ける以外なかった。
そして小尾の娘は彼と同居することになり、あろうことか転校して野球部のマネージャーになった。
果たして太った9人、通称マシュマロ・ナインは甲子園に行くことができるだろうか。そして小尾のドーピング疑惑ははらされるか。
単純なコメディーだけでなく、ドーピング疑惑を晴らす、という推理小説仕立ての部分もある。
どうせならそれぞれを別の話にしても十分mに小説として成り立つだろう。
豪華2つのネタの2 in 1 ともいえるし、一方で方向性が見えにくい中途半端という批判もありうるだろう。
個人的には別の素材としてほしかった。
だが、十分の面白いといえる。荒唐無稽。だから楽しい。そんな小説になっている。
おすすめ度:☆☆☆☆ マウンドでしこを踏む投手なんて見たことありません!



