2017年02月05日

小路幸也 踊り子と探偵とパリを (1/2017) ☆☆☆☆

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舞台は花のパリ。主人公はイギリス人。会話は基本フランス語でなされているであろう。
米国が舞台だったりすると知っていることが多くて違和感を感じてしまうが、フランスだと土地勘がないのでかえって安心して読めたりする。

作家を夢見てパリに遊学しにきた金持ちのボンボンが主人公であり語り手になる。彼はある女性に一目ぼれする。どうやら彼女も彼のことを一目で気に入ったらしい。
実は舞台の興行主は盗賊らしい。彼のところにあるという宝石を追って、アメリカから来た探偵に出会い、そして二人は協力することになる。
劇場に潜入するため、彼は脚本を書くことにする。はたして作戦はどうなるか…。















そんな簡単にいくはずがない、と思いつつ楽しく読み進める。
さあどうなる、というところで突然に記載が飛び、その後日談になってしまう。しかもかなり予想と違う展開だ。これはいったい…と思うとそこにまた仕掛けがある。

エンターテインメントは読んで楽しければよい。荒唐無稽でもかまわない。納得できて楽しければそれでいい。この作品は…。
ご都合主義と突然の路線返還に戸惑いつつも、好きか嫌いか、と言われると好き、にはいるだろう。
不満はいろいろあるが、それなりに楽しめたのでよしとしよう。

ただしできれば、もう少しクライマックスを回想でなくリアル時間で書いてほしかったな、とは思う。

おすすめ度:☆☆☆☆ 彼の書いたシナリオを見てみたいですね。




posted by 濫読ひで at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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