2015年08月03日

堂場瞬一 埋れた牙 (7/2015) ☆☆☆☆



Kobo logo電子書籍版 埋れた牙 1,512円
紙書籍版 埋れた牙 1,836円


発売日: 2014年10月15日頃
著者/編集: 堂場瞬一
出版社: 講談社
サイズ: 単行本
ページ数: 380p
ISBNコード: 9784062191548


商品説明
ベテラン刑事の瀧靖春は、自ら願い出て、警視庁捜査一課から生まれ育った吉祥寺を管轄する武蔵野中央署に移った。ある日、署の交通課の前でうろうろする大学時代の旧友、長崎を見かける。事情を聞くと、群馬から出てきている姪で女子大生の恵の行方がわからなくなっているという。新人女性刑事の野田あかねの“教育”もかねて、まず二人だけの「捜査」を始めると、恵の失踪は、過去の未解決事件へとつながっていったーー。

「ここも、特別な街じゃないんだ。どんな街にも、一定の割合で悪い奴はいるんだよ」

都市でもなく、地方でもないーーこの街には二つの水流がある。「住みたい街」として外部を惹きつける、上品な水流。だがその下には、この地で長年暮らしてきた人たちが作った土着的な水流がある。

「私は、この街の守護者でありたいと思っている」

愛する街とそこに住む人々を守るためにーー「地元」に潜む牙に、独自の捜査手法で刑事が挑む、異色の警察小説が誕生!
第1章 我が街
第2章 消失
第3章 探索
第4章 ある過去
第5章 共通点
第6章 消えた女たち
第7章 混迷
第8章 隠された性癖
第9章 闇の戦い
第10章 救出
第11章 陰にいた者


舞台は吉祥寺だ。刑事の瀧はもともと地元の吉祥寺の警察署に転勤した。父の介護もあり、捜査1課からの転属を希望したのだ。

地元の友人から、姪がいなくなった、という相談があった。どうやら失踪だ。手がかりはあまりない。真面目な子で、アルバイトをしながら大学に通っているという。

瀧は、若い女性刑事と組んで捜査を始める。 すると、吉祥寺で同じような事件が10年毎に起こっていることに気づく。果たしてその関係は…?


本文の途中にナレーションが入っているので、犯人はほぼわかってしまう。
WhodunitよりはWhydunitというほうが正しいのだろう。

それでも面白く読める。
惜しむらくは、吉祥寺のサトウがサンロードにあるという記載だ。
間違った記載は、面白い小説にとっては興ざめになってしまう。架空ならいいが、実在の街を使い、実在の店を記載するのであればちゃんと記載してほしい。むしろ校閲の責任なのかもしれないが。

おすすめ度;☆☆☆☆ こんな守護者がいてくれると助かります。

タグ:堂場瞬一
posted by 濫読ひで at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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