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倫子は涙をこらえていた。
達彦の葬式だった。 彼は同じテレビ局の花形ディレクターだった。そして、独身の倫子の大切な相手でもあった。
通夜と告別式に両方出席し、そして倫子は彼の妻のところへ行くことにした。
倫子と達彦は、人間ドックで出会った。
そして倫子は達彦の仕草と、ちょっとした言葉に心を奪われた。
それから二人は職場で再会し、映画を見に行った。
「映画でも」といった倫子に「それは映画に失礼だ」と返事をする達彦。
そして二人は、そのまま互いの大切な人になった…
ストーリーは単純といえば単純だ。
そして、話の時点が飛ぶのが読みにくさを増している。
それぞれのエピソードが行ったり来たりすることに、どこまで意味があったのだろうか?
最初と最後はそのままにして、残りは時系列に並べてもよかっただろうと思う。
女性が男性に心を奪われるのは、もしかしたらこんなささいな事なのかもしれない。そう思わせるような出会い。
小道具は「夏への扉」。
(奇しくもその直後の読んだ村山由佳の「天使の卵」でも同じ本が小道具になっていた。)
こんなことは、もしかしたらリアルにもあるのかもしれない。
私には回ってこないが…
お勧め度:☆☆☆☆ 倫子の立場で読むと共感する人は多いのでしょう。一方、妻の立場で読むと、きっとずいぶん感じ方が違うと思います。





なんか、作品中に共存しているような感じでしょうか?。
倫子と妻、それぞれの立場で面白そうですね。
最近上梓された
『胸いっぱいの愛を』って作品を読んでみました。
ご自身の思い出を上手く織り交ぜてあるんですね〜。
広谷さんを徹底解剖した記事を載せてる
http://www.birthday-energy.co.jp
の解説を見つけました。
不安定ながら自己確立できた時期。その感謝の作品、とのこと。
従来の作品とは方向性が異なるんで、その辺が楽しめました。