2007年05月12日

大村 あつし エブ リトル シング (5/2007) ☆☆☆☆☆

エブリ リトル シング
エブリ リトル シング
大村 あつし

ゴマブックス 2007-05-07



楽天: エブリリトルシング

「人生は数式で考えるとうまくいく」
http://hidebook.seesaa.net/article/9715843.html
の作者、大村あつしさんの新作。
発売直後はアマゾンで一位にランクされていた。
大村さんは、その「人生は…」以外に、エクセルの解説書などをたくさん書いている。

ただ、今回は小説だ。「クワガタと少年」を皮切りに、短編小説を6つ並べている。

「黒い丸が存在するための必要条件は、黒い丸が黒い丸じゃないものと隣接していること」
その意味がわかるだろうか?
私がこの中で一番好きな話「ランチボックス」の一節だ。

それぞれは小説だが、また、いろいろな教訓を含んでいる。
ただし、説教くさい話ではない。 
素直に読めば、それが役立つはずだろうし、たとえそれを意識しなくても、小説として綺麗につながっていると言える。

各話は独立しているが、どこかでつながっている。
そして、それをつなげるのに、その「クワガタと少年」の少年が存在しているのだ。

たぶん、物語はこれで終わりではないだろう。
少年はまたどこかで、成長した姿を見せてくれるはずだ。

お勧め度:☆☆☆☆☆ こういうのを私も書きたいです。











(以下は余談)
ちなみに、この本の帯で記されているが、この本の売り上げの一部は、Present Tree というプロジェクトで、木を増やす活動に使われることになっている。 http://www.presenttree.jp/
問い合わせてみたところ、「売れれば2ha の植林ができる」ということだった。

また、アマゾンで購入した場合には、その番号があれば、「クワガタと少年」朗読版などの特典が手に入るそうだ。

なお、この本を読んで、サイン本を誰かにプレゼントしたくなったときには、
http://www.fushicho.com/b1/
より、サイン本(3冊以上)が購入できる。

著者自らがマーケティングも行う時代、ということなのだろう。
ラベル:大村 あつし
posted by 濫読ひで at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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