2014年11月02日

五十嵐貴久 キャリア警部・道定聡の苦悩 (11/2014) ☆☆☆☆



警察に入ったキャリア組の道定は、地方の県警の総務課長になった。その途端に汚職事件が起き、彼は何もしていないのに管理者として責任をとらされ、なぜか警視庁の操作一課にやってきた。

経験のないキャリア警部が現場に出ても足手まといだ。そして彼にパートナーがついた。それは…札付きで有名な美しい女性刑事だった。

彼女はいつもマイペース。大食いだしAVが大好き。道定のことも上司となど思っていない。
道定を組ませるのは、とんだ厄介払いではあるが、実は彼女が首にならないのは理由がある。
彼女は、ときどき事件を解決してしまうのだ。

そしてこの名コンビ(迷コンビ)の快進撃が始まる…。


「消えた少女」http://hidebook.seesaa.net/article/408209845.html
のようなシリアスなものではない。コメディだ。

だが一応推理小説としては形になっている。
それこそドーヴァー警部シリーズのような(といっても誰にもわからないだろう)作りともいえるかもしれない。

トリックは奇抜だが、説明されると理解できるもので、そこはフェアに作られている。
一番笑えたのは「元気すぎる死体」だった。殺されたあとでいなくなり、また戻って死んでいる、という律儀な死体。

こちらは「消えた少女」のようなシリアスな捉え方でなく、あくまで笑えるミステリー、という形で読むべきだ。 楽しいからそれでいい。

お薦め度:☆☆☆☆ こんな美女がいたら蹴られてみたい…とは思いません。


ラベル:五十嵐貴久
posted by 濫読ひで at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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