2014年05月05日

朱川湊人 黄昏の旗 (4/2014) ☆☆☆☆



朱川湊人の短篇集。
表題作。電車の窓から旗が見えた。電車から降りて、その旗を目指して行ってみる。するとそこには、別れた妻と娘が居て、自分に声をかけてくれた。
驚いて逃げたが、二週間後にまた近づいてしまう。そこにはやはり妻と娘がいた。だが、近づこうとすると若い男が声をかけてきた。彼は、行ってはいけない、と言う…。

運命の女、のような
俺とミナコは不思議な関係だった。友達でも、ましてや恋人でもない。
だがミナコとはあちこちで出会う。出会うだけで何も起きないのだが。
運命の女ではないのだが、それでも何度も出会う。

未来人のビストロ
個人的にはこれが一番好きだ。
特にトリックがあるSFとか推理小説ではない。
小学生の僕たちが埋めたタイムカプセルにミツルはこう書いていた。30年たったら体育の日に八重州の「コンコルド」という店でビフテキをおごってあげる、と。
タイムカプセルを掘り出したのは35年後だった。コウジとトシアキは、コンコルド、という店があるのを知り、ミツルは未来人だったのか、と思う…

朱川湊人好きな人にはぜひ。

お薦め度:☆☆☆☆ ファンタジー系が多い作品集です。




ラベル:朱川湊人
posted by 濫読ひで at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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