【送料無料】キシャツー [ 小路幸也 ] |
はるかは明るい高校生。キシャツー、つまり列車で通学している。仲良し2人といつも一緒にいる。
ある夏休みの日、はるかたちは赤いテントに気づいた。数日前になかったテントが砂浜にある。これは一体なんだろう。声をかけてきた先輩の紗絵さんが言うには、サックスの音がそちらから聞こえてきたらしい。
その後、見知らぬ男の子を見て、はるかは例のテントの子ではないかな、と思って紗絵とともに声をかけてみた。果たしてその通りだった。 彼は事情があって東京からこの街までやってきたのだ。
彼の名は光太郎。行きがかり上、私達は彼の目的を手伝うことにした…。
作者が作者だけに、安心して読める。大きなトラブルはあまり発生せず、そして最後はハッピーエンド。そう思えるから安心できるのだ。
おまけに登場人物をすべて健全に行動させているのもありがたい。今どきの小説だとなんでもかんでもエッチ展開に持って行きたがるわけだから。
これはハードボイルドではないから、目的があっけなく見つかってもかまわない。ストーリーよりも人物描写を大事にしたい、という感性なのかもしれない。
この作品は、それぞれの視点で書かれる。そのため突然に少し戸惑う。だが視点の異動も慣れの問題といっていいだろう。全体の流れを客観視していれば、同社もとくに意識せずに読みこめるだろう。
登場人物はいわゆる「いい人」ばかりだ。
だがそれでいい。あまり露骨な犯罪シ−ンこの作者に求めなくてもいいのだし。
お薦め度:☆☆☆☆ 登場人物は、基本的にみんないい人達ばかりです。
ラベル:小路幸也
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