2013年12月01日

大崎梢 プリティが多すぎる (11/2013) ☆☆☆☆☆

【送料無料】プリティが多すぎる [ 大崎梢 ]

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ひさびさの5つ星。個人的には今年一番かもしれない。
昨年の「クローバー・レイン」と同じように、僕の心にストレートに届いてきた。
ずいぶん自分にはミスマッチな作品ではあるのだが。

出版社に勤める若手の新見は、転勤により「ピピン編集部」に異動した。

「ピピン」とはローティーンの女の子向け雑誌だ。
カワイイものを扱う雑誌だ。もちろん新見にはそんなものはまったくわからない。
戸惑う毎日だ。自分でもやりたいと思わないから身が入らない。

ピピンにはモデルがいる。中学生から高校生のモデルだ。毎年募集し、数万人のなかから数人が選ばれる。
「南吉」と呼ばれる新見(もちろん「ごんぎつね」の新美南吉からとられたものだ)もその選考プロセスに関わっていく。

いろいろな仕事を進めながら新見もだんだん仕事に慣れ、またピピモたちとも仲良くなっていく。
そしてある日、悪天候のためモデルが到着せず、しかたなく近くにいた別のモデルを使った撮影が行われた。その結果…

キャピキャピした女の子達の楽しい話とかおじさんが翻弄されるだけの話かと思ったら全然ちがう。
モデルたちの悩み、そして関わる大人たちの思惑など、いろいろハードな話が進む。
そして新見も成長していく。

読後感も爽やかだ。そして、卒業するピピモたちの今後の活躍を願わずにはいられない。

大崎梢との波長が合うのか。とても楽しめる一冊だった。

お勧め度:☆☆☆☆☆ 期待を大幅にうわまわる面白さでした。


ラベル:大崎梢
posted by 濫読ひで at 15:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「プリティが多すぎる」大崎梢
Excerpt: 「なんで俺がこんな仕事を!」女の子雑誌で孤軍奮闘する新米編集者の爽快お仕事小説。 文芸を志す若手編集者が、本人の意に沿わないプリティー系ファッション雑誌に転属。 戸惑い、失敗を重ねながら、成長して..
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