2013年10月06日

小路幸也 コーヒーブルース (10/2013)

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僕は古い家を改装してそこで喫茶店をやっている。
彼女はいない。昔の彼女とは悲しい別れ方をした。

僕のまわりの人たちはみんな思いやりがあって優しく楽しい。刑事までいる。

そんなとき近所の女の子が、おねえちゃんを探して欲しい、と頼んできた。僕が以前猫を探すのを手伝った話を聞いたらしい。
おねえちゃん、というのは中学生の女の子だ。家出したのか、それとも…。

一方、僕のところにあるニュースが飛び込んできた。橋爪が刑務所を出た、と。
彼は昔とんでもないことをした。僕は彼を許すつもりはないし、彼女の父親もだ。


その二つの事件がからまってきて、僕はいろいろ走り回ることになる。


残念ながら本件は小路幸也の作品としてはあまり勧められない。
「事件のための事件」「説明をつけるために起こす事件」になってしまっている。

もちろん説明は付くが、かなり荒唐無稽と言わざるを得ない。もちろん面白ければいいのだが、やはりそこには何らかの筋が通っていなければ。

こんなことはありえない、というのが続きすぎだ。そのわりにどうもパワーと気合で押し切る作品でもない。
その意味、ちょっと残念だ。
小路幸也の作品なのに、悪人が出てくる。

もっと人情だけで話が進めばいいのに。



ラベル:小路幸也
posted by 濫読ひで at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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