【送料無料】コーヒーブルース [ 小路幸也 ] |
僕は古い家を改装してそこで喫茶店をやっている。
彼女はいない。昔の彼女とは悲しい別れ方をした。
僕のまわりの人たちはみんな思いやりがあって優しく楽しい。刑事までいる。
そんなとき近所の女の子が、おねえちゃんを探して欲しい、と頼んできた。僕が以前猫を探すのを手伝った話を聞いたらしい。
おねえちゃん、というのは中学生の女の子だ。家出したのか、それとも…。
一方、僕のところにあるニュースが飛び込んできた。橋爪が刑務所を出た、と。
彼は昔とんでもないことをした。僕は彼を許すつもりはないし、彼女の父親もだ。
その二つの事件がからまってきて、僕はいろいろ走り回ることになる。
残念ながら本件は小路幸也の作品としてはあまり勧められない。
「事件のための事件」「説明をつけるために起こす事件」になってしまっている。
もちろん説明は付くが、かなり荒唐無稽と言わざるを得ない。もちろん面白ければいいのだが、やはりそこには何らかの筋が通っていなければ。
こんなことはありえない、というのが続きすぎだ。そのわりにどうもパワーと気合で押し切る作品でもない。
その意味、ちょっと残念だ。
小路幸也の作品なのに、悪人が出てくる。
もっと人情だけで話が進めばいいのに。
ラベル:小路幸也
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