2013年05月18日

永井するみ 秘密は日記に隠すもの (5/2013) ☆☆☆☆1/2



それぞれの作品は日記スタイルになっている。
しかも一人だけの。
それを見て、読者は何が起きているかを、日記の書き手の立場で知ることとなる。
というか、書き手の解釈する現状を知ることになる。

だが、それだけではなく、この日記にはそれぞれ隠れたテーマがあり、それを読者は最後に知ることになる。そして驚く。そんな仕掛けが出来上がっている。


ネタバレを書くわけにはいかないが、かなり意外なものも多い。
面白い。

あとになって作者が既に世を去っていること、そしてこれが遺作になったことを知った。
才能のある作家が失われていたのだ。惜しい。

合掌。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 日記を読む、というのは本音を知ることとは限りません。


ラベル:永井するみ
posted by 濫読ひで at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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