2013年04月06日

坂木司 ウィンター・ホリデー (4/2013) ☆☆☆☆1/2

ウィンター・ホリデー
ウィンター・ホリデー坂木 司

文藝春秋 2012-01
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俺は元ホスト、いまは宅配便「ハチさん便」の配達員だ。
毎日忙しいが、充実した日々を過ごしている。
その原動力のひとつは、息子、進の存在だ。

小学生の息子、進のことを俺は去年まで知らなかった。

昔別れた女、由紀子の生んだ子だという。しかも進はホストをしている俺のことを自力で探し出したのだ。それだけでもすごいことだ。
そして俺はホストを辞めてカタギになり、いまはハチさん便で働いている。
長い休みには進と逢える。
職場にはホスト時代のお客もやってくる。
また、俺は気分転換、そして恩人のジャスミンに会いに元の職場へいくこともある。

俺はそうして、毎日楽しく、ハラハラしながら生きている。

「インディゴの夜」の逆のような話だ。
あとはテレビのコメディドラマでも出てきそうな設定と展開でもある。
だが、それらは決して不快なものではない。

荒唐無稽であっても、楽しい。そして、エンターテインメントは楽しければいいのだ。

昔の知人、「宅配アスリート」氏のことをちょっと思い出した。彼はいまどうしているのかな。

お勧め度:☆☆☆☆1/2 ハチさん便で〜す!




ラベル:坂木司
posted by 濫読ひで at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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