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堂場瞬一の刑事もの。几帳面な刑事の氷室は、時効になった17年前の殺人事件の共犯者と名乗る者から真犯人とマスコミで名指しされた運送会社の社長・末松の取り調べにあたる。末松は犯行を否定せず、「ノーコメント」を繰り返す。その結果、会社はかなり危うい状態になる。その末松が狙われた。
果たしてその犯人は? すると今度は共犯者を名乗る前島が殺された!
氷室は、この事件の解決を導き出すことができるだろうか?そして末松を慕う青年、タケはどうするか?
途中まではとても面白い。
謎が謎を呼び、果たして誰がどのようなことをしたのか、とわくわくする。
だが、途中からあまり波乱万丈でなくなってくる。
また、登場人物が増えない中で、誰が何をしたのか?というのがだんだん絞られてしまう。
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結末は意外なものだ。 なぜ意外かというと、その可能性はミステリーとしては考えられない、というような結末だからだ。
最初からその可能性を排除して考えるような結末になってしまっている。
倒叙ものとしてサスペンスを描くならまだいいが、正統派のミステリー風エンターテインメントとしてこの構成はちょっと失望させられる。
人物描写は素晴らしい作者だが、この作品についてはもっと違う展開をして欲しかったと思う。
お勧め度:☆☆☆1/2 堂場ファン以外にはあまり勧めません。
ラベル:堂場瞬一
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