2007年01月08日

海堂 尊 ナイチンゲールの沈黙 (1/2007) ☆☆☆1/2

ナイチンゲールの沈黙ナイチンゲールの沈黙
海堂 尊

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「チーム・バチスタの栄光」
http://hidebook.seesaa.net/article/21888818.html
で登場した田口と白鳥が帰ってきた!
というわけで、期待する医療ミステリーアクション。

田口の属する東城大学病院にまたまた問題が。
小児眼科に入院する男の子の父親が殺された。
しかも、容疑者としてあげられたのは内部の人間なのだ。

田口のところに、白鳥も警察もやってくる。
果たして、謎は解決するのか。

…というのがメーンストーリー。
声の美しい看護師小夜、有名な女性歌手冴子とマネージャー、白鳥の大学時代の仲間で警察にいる加納、やる気のない女性医師聖美などいろいろな登場人物がストーリーを彩る。

と一般論を書いてみる。

感想としては…ちょっといただけない部分が多すぎるかな。
エンターテインメントとしてはおもしろいともいえないことはないのだが、こういうものはあくまで「ありそうなもの」についてのミステリーであってしかるべきだと思う。

医療現場というのは外部者にはまったくわからないわけだから、その人間どうしの葛藤とかを描き出すのは非常に興味深くおもしろいのだが、メーンとなる題材そのものが、あまりにも現実離れしてしまったというところに問題があるだろう。

もう少しリアリティのあるストーリーにしてもらいたかった。

もちろんこう書いたからといって「チーム・バチスタの栄光」のおもしろさが少しもゆらぐわけではないのだが。

出ている次作「螺旋階段」では期待できるだろうか?

お勧め度:☆☆☆1/2 もっとリアリティが欲しいところです。

作者の他の作品;チーム・バチスタの栄光
http://hidebook.seesaa.net/article/21888818.html
タグ:海堂 尊
posted by 濫読ひで at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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