2012年12月22日

小手鞠るい 誰もいない (12/2012) ☆☆☆☆

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誰もいない
誰もいない小手鞠 るい

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おなじみ小手鞠るいの新作。

二人の女性の話が交互につづられる。

どちらも、愛する男性には配偶者がいる。
抱き合っていても、男は自分の家に帰る。

都築杏子。彼氏のミッキーには「あんず」と呼ばれる関西弁の女性。
一緒に暮らしている、あんずは言うが、正確には、寝るときには彼は家に戻ってしまう。
朝になると彼はいないのだ。もともと結婚していた杏子は、ミッキーに会って、離婚した。
だがその離婚の理由はもっと複雑なものだった…

みずきは明典と付き合っている。だが明典には奥さんがいる。
子供が中学を卒業したら…明典は言う。だがそれが本当にそうなるかはわからない。
わからないからこそ、その時を濃密に過ごす。


女性だからこういう小説が書けるのだろう。
男性にはなかなか女性の「恋」に至るポイントがわからない。
だからこそそのポイントがわかる男性はモテるのだろうが。

ずるい男性とすがる女性。そしてその関係を終わらせるのはだいたい女性。
たぶん、世の中にもよくあることなのだろう。

お勧め度:☆☆☆☆ 風が、無人島で交わされた会話を運んでくる。
ラベル:小手鞠るい
posted by 濫読ひで at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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