2006年12月19日

多和田 葉子  海に落とした名前(12/2006) ☆☆☆

海に落とした名前
海に落とした名前多和田 葉子

新潮社 2006-11-29
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在米の女性作家の作品。
ひとつの作品をのぞき、海外が舞台になっているか、海外帰りが主人公だ。

「時差」正直、とても読みにくい。いきなりスポットのあたった人間が変わるのに、それを把握するのが大変だ。だから、読んでいたらここが東京だかニューヨークだかベルリンだかわからなくなってしまう。もちろん作者はそのあたりも意図して書いているのだろうが、イチ読者としては、追いつけない。

「US+SR 極東欧のサウナ」これもよくわからない。作家のセルフメモというかアイディアメモがそのまま貼り付けられた部分がある。それがおもしろい味を出しているというよりは違和感があってうまく移入できない。

「土木計画」最後をみて、そうか、と思うがそれだけだ。

「海に落とした名前」たぶんこの表題作は名作なのかもしれない。
だがどこまでみんなこの作品のよさを理解できるかはわからない。
飛行機事故で記憶をなくした女性が主人公だ。
その女性に残っていたのはレシートの束。
そこから何がわかり、何がわからないのか。

お勧め度:☆☆☆ 私にはあまり相性がよくないようです。
ラベル:多和田 葉子
posted by 濫読ひで at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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