2012年10月20日

池上永一 唄う都は雨のち晴れ (10/2012) ☆☆☆☆

トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ
トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ池上 永一

角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-05-31
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「トロイメライ」の続編であり、また名作「テンペスト」の外伝でもある。

筑佐事の武太は、今日も街をめぐる。
そして事件に出くわす。
下っ端役人なのに情に厚い武太は、すぐに命令よりも現実を重んじてしまう。



「間切倒」これは村の破産のことだ。
日照りになり、税が納められなくなる。そこへやってきた役人は、血も涙もない男だった。しかもノロまで流罪にしてしまう。 それを知った真牛は動き出す。

「職人の意地」
おなじみ三姉妹、鍋、甕、竈の話。
新しい菓子器と菓子のコンテストが行われる。
それぞれがパートナーと組んで出品する。
果たして優勝は…

「琉球の風水師」「芭蕉布に織られた恋」この二作も素晴らしい。
この2篇だけでこの本を手に取る価値があるといえるだろう。

さすが池上永一。 
ちなみに、おなじみ孫寧温も登場する。

お勧め度:☆☆☆☆ 「テンペスト」ファンはぜひこれも。


ラベル:池上永一
posted by 濫読ひで at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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