2012年09月23日

伊坂幸太郎 夜の国のクーパー (9/2012) ☆☆☆☆1/2


夜の国のクーパー
夜の国のクーパー伊坂 幸太郎

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伊坂幸太郎の小説はいつも凄い。
うまく伏線を貼っているし、パズルがうまくはまっていく。

この本でもそうだ。
猫が人間と話す。
その荒唐無稽かつ使い古されたストーリーを、うまく描き出している。

ぼくは現代からなぜかこの世界に飛んできて、気づいたら縛られていた。そして猫が自分に語りかけている。奇妙なことだ。
そして猫は自分の経験を語り始める…。






単純そうに見えて、奥が深い。
鼠と猫のエピソードにしても、最後の方になってそれが全体のストーリーの主題になっていることにも気づかされる。
そして「葉桜の季節に君を想うということ」のような仕掛けも入っている。

さすがは伊坂幸太郎。
相変わらず、単純な小説は書かない。

お勧め度;☆☆☆☆1/2 疑うことも時には大事。また、弱者の言う提案を強者がどう感じるのか、も考えさせられます。
タグ:伊坂幸太郎
posted by 濫読ひで at 23:45| Comment(1) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大沢在昌、で私もブログに書きました。今後ともよろしくお願いします。
Posted by 戦後史の激動 at 2012年10月06日 20:47
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