2012年09月16日

七尾 与史  沈没ホテルとカオスすぎる仲間たち (9/2012) ☆☆☆☆

沈没ホテルとカオスすぎる仲間たち
沈没ホテルとカオスすぎる仲間たち七尾 与史

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ここはタイのバンコク。 最底辺の街に、最底辺の日本人旅行者たちがすみついている。
最底辺の宿「ミカドホテル」に住み着く日本人バックパッカーたちは皆なにか問題をかかえて日本を出てきている。

その中の一人が、突然殺された。果たして犯人は。そしてその理由、目的はなにか?

というのが基本ストーリーになる。
バンコクのカオサンという安宿街の描写が彩りを添えている。

女性も出てくるが、その女性はさすがに沈没ホテルではなく、もう少しましなホテルに投宿している。
凄腕ハッカーのマイコン。フリーライターのロクさん。中国から流れてきた小林。ジャンキーの斎藤さん。本名、国籍不明のゴルゴ(ただし日本語をしゃべる)。食通のチワワ。そして一人だけいちばんまともそうな、探偵役のサラリーマン崩れ一橋。 紅一点の春菜。

この連中が繰り広げる殺人事件の謎解き推理小説だ。

推理小説としてもそれなりにまとまっていて読めるが、やはりこの小説の特徴は、カオサンのいろいろな描写だろう。
これを読むだけで、カオサンに行きたい、あるいは絶対行きたくない、と思うことだろうから。

お勧め度;☆☆☆☆ ミカドホテル。できれば泊まりたい? 泊まりたくない?



ラベル:七尾 与史
posted by 濫読ひで at 15:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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