2012年08月19日

堂場瞬一 共鳴 (8.2012) ☆☆☆☆

【送料無料】共鳴 [ 堂場瞬一 ]

【送料無料】共鳴 [ 堂場瞬一 ]
価格:1,575円(税込、送料別)

共鳴
共鳴堂場 瞬一

中央公論新社 2011-07
売り上げランキング : 302025


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

【送料無料】共鳴 [ 堂場瞬一 ]

新城将は、ひきこもりだ。
毎晩コンビニへ出かけることくらいしかできない。
そんなある日、彼を無理やり連れ出したのは、祖父麻生和馬だった。和馬は元刑事で、いまは小田原で防犯の協力をしている。それだけではなく、地元の人たちにいろいろおせっかいを焼いているようだ。

将は、いやいやながらも祖父に協力をしていく。

すると事件が起きていた。なんと麻薬の取引が行われているというのだ。
中華料理店の店員やガソリンスタンドの若者が、中国人の麻薬関係者と会っていることがわかった。
和馬はいろいろ動き出す。

一方、街で出会った高校生の健太は、祖父が小さい頃柔道を教えた相手だった。
健太は祖母の葬儀以来、人格が変わったようになっている。それの調査について将は協力する。
将も祖母の介護をしたことがあり、健太の気持ちもある程度わかるような気がした。
果たして健太は何を思っているのか…

堂場瞬一の物語にしては、伏線回収が少ない。
また、たとえば麻薬関係の説明がほとんどない。
そのため、謎解き・大捕物・伏線回収を期待しているとちょっと肩透かしの部分があることは確かだ。

この物語の裏で起きている麻薬取引についてだけでも、一冊の本が書けるだろう。だからこそ追いかける側のストーリーがあっさりしているのかもしれない。
だとしたら麻薬取引の視点での作品が欲しいと思う。
もしかしてもうあるのかもしれないし、作者はそのうち世に出すかもしれない。

それも期待しておこう。エンターテインメントは面白ければいいし、面白いほどいいのだから。

お勧め度:☆☆☆☆ 「麻生さんだから」で説明がついてしまうほど素敵な人になるには、地道な努力しかないのでしょうか。


【送料無料】共鳴 [ 堂場瞬一 ]


posted by 濫読ひで at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。