2012年07月07日

浅田次郎 降霊会の夜(7/2012) ☆☆☆☆

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降霊会の夜
降霊会の夜浅田 次郎

朝日新聞出版 2012-03-07
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浅田次郎の現代を舞台にした作品。
もちろん、安心して読める。

山中の家に住む作家の私は、嵐の日に一人の女性を家に入れた。
梓と名乗るその女性は、その礼に、西の森に住む女性、ジョーンズさんを紹介する、といった。
彼女は、会いたい相手に会わせてくれる、というのだ。生きている相手でも、死んだ相手でも。

私は、山野井清、キヨのことを思い出した。
戦後のどさくさの時代、キヨは転校してきた。
キヨの父親は銀行員だという。その割にキヨのみなりは汚い。
キヨの学力は劣っていたし体力もない。
だが私は同じ方向に帰るせいで、キヨと仲良くなった。

キヨは二度も救急車に乗ったと言う。だが私は嘘だと笑った。
そしてキヨは…

ミセス・ジョーンズは私の願いを聞き入れるが、出てきたのはまずはキヨではなかった。キヨにゆかりのある人たちが順番に出てきたのだ。そしてついにキヨが現れる。

二日目、もう一つの私の心残りの相手を呼ぼうとした。
驚いたことに、その前の晩から、女性の霊が彼の家に来ていたという…

オカルト作品ではなく、綺麗な文学作品に仕上がっているのは、さすがに浅田次郎だ。
後半のひねりも、なかなかのものだ。やはり女性は強い。

おすすめ度:☆☆☆☆ あなたは、誰に会いたいですか?


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posted by 濫読ひで at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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