2012年07月07日

小手鞠るい 空中都市 (7/2012) ☆☆☆☆

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空中都市
空中都市小手鞠 るい

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「空中都市」と聞いて、「マチュピチュ」と思う人、「008」と思う人、「空中庭園?」と思う人などいろいろだろう。

小手鞠るいのこの作品は、「マチュピチュ」を舞台にしている。
だがそれだけではない。
登場人物にどこか見覚えがある。
そう。「ふれていたい」の登場人物だった。
http://hidebook.seesaa.net/article/33342183.html

この中で私は登場人物(主人公)のカナを酷評している。こんな行動するな!と。男がかわいそうではないか、と。
まさかそのカナがその後宗介と結婚し、子供を作り、その子供が主人公になるとは思わなかった。
実はその間にももう一作品あるらしいが。

中学を卒業しようとしている二人の娘、晴美。パパはハルミンと呼ぶ。
晴美は中学を卒業したら働きたい、といい、両親は反対した。
そして母と娘は、二人でニューヨークに旅行に出た。旅の途中で話をできるように。
ところが、旅先のニューヨークでいきなり母は消えてしまったのだ。
一人で帰国する晴美。
いったい母はどこに…

実は、母カナの目指す先は、空中都市、マチュピチュだった。
なぜか?そこには昔の彼氏、ナガルがいたからだ…
だが、ただ「いた」のではない。
「いたことを確認する」旅になっていたのだ。ナガルの妻も了解するもとで…。
そして晴美は、母がナガルを追っていったことしか知らない…

こんな女性二人の心の動きと行動を示す作品になっている。

男の視点は徹底的に出てこない。それは作者が女性だから。そして小手鞠作品の大部分は女性が主人公で、恋愛がテーマだから。男は対象であり、主人公ではないのだ。

おすすめ度:☆☆☆☆ この作品だけでも楽しめます。マチュピチュに行ったことがある
人はさらに楽しめるでしょう。



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ラベル:小手鞠るい
posted by 濫読ひで at 19:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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