2006年11月21日

伊藤 たかみ  ドライブイン蒲生 (11/2006) ☆☆☆

ドライブイン蒲生ドライブイン蒲生
伊藤 たかみ

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芥川賞作家、伊藤たかみの中編集。
作者は、角田光代のご夫君でもあり、芥川賞・直木賞夫婦ダブル受賞で話題にもなった。
実は収録作「無花果カレーライス」はその前の芥川賞候補作でもあった。

表題作は、それぞれ道をはずれた姉弟が、父がやっていたさびれたドライブインなどについていろいろ思いを馳せながらも現実と戦う話だ、といえばいいのだろうか。
一方、無花果カレーライス、というのは、腐れ縁の昔の友人との昔話のなかで、自分の母親のことが頭に出てくる話しだといおう。あと「ジャトーミン」も収録。

紹介をこんなに簡単に片付けてしまっていいのか?
というか、紹介の仕方に正直こまってしまうのだ。

もし文章の好き嫌いをいうのであれば、この文体はべつに嫌いではない。だが、このストーリーのなさ、というか中身の現実感のなさにどうも耐えられないのだ。
リアリティがあるのかどうかもわたしには判断がつかない。もしかしたら実話なのかもしれないが、わたしのイメージとあまりにかけ離れているため、そのフィクションがよくできたものなのかさえよくわからないのだ。

芥川賞の「八月の路上に捨てる」も読んだが、やはりよくわからなかった。

ストーリーは追えるのだが、「それが何か?」という感じになってしまうのだ。どうも、感性というか相性があわないらしい。

立ち読みした少年少女もの(「ミカ!」)は面白そうだったのに。

ということで、バイアスがかかった評価になってしまった。
もしかしたら、彼のこの話、素晴らしいかもしれない。 だが、私には相性があわない。そういうことでしかない。

伊藤たかみは、大作家なのかもしれない。そうでなければあの角田光代が奥さんになるとも思いにくいのだ。

お勧め度:☆☆☆ 私との相性は悪いですがもしかしたら傑作なのかも。



ラベル:伊藤 たかみ
posted by 濫読ひで at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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