2012年04月01日

小路幸也 猫と妻と暮らす (3/2012) ☆☆☆☆1/2

【送料無料】猫と妻と暮らす

【送料無料】猫と妻と暮らす
価格:1,575円(税込、送料別)


猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷
猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷小路幸也

徳間書店 2011-06-16
売り上げランキング : 186344


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


【送料無料】猫と妻と暮らす

小路幸也の作品の中でこのようなものを読むのは初めてだ。
もちろん彼の持ち味である、ほのぼのとした、優しい気持ちになれる作風は変わらない。

舞台は現代だが、ちょっと趣が異なる。
私、和弥は「葦野原」の長筋の人間だ。葦野原、というのはこの世のものとは少し違う世界になっている。
私は「事を為す」ことを求められる。
それは、言ってみれば、不吉なものを祓う、という感じのことだ。
私は妻をめとった。妻、優美子はある日突然、猫になってしまった。
猫になったり、戻ったりする。それは、葦野原の長筋である私にとって、実は非常に有用なことでもあった…

日本のいにしえから伝わる、不思議な世界の話だが、現代とも並行して続いている。
舞台の大部分は現代の日本なのだ。その日常におきる非日常を、事を為すことで和弥と妻、娘と友人の泉水が解決していく。

不思議だが、味わいのある物語といえよう。

やはり外れなし、と言っていいだろう。

おすすめ度:☆☆☆☆1/2 妻が猫になるとき、何かが起きます。


【送料無料】猫と妻と暮らす
タグ:小路幸也
posted by 濫読ひで at 09:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 作家さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
優しい気持ちになれる作風は変わらないで。

小路幸也さん、物語の起伏はあれど、そのおだやかな
感じが私も好きです。
「賑やかなのに、熱くはない」性格もあっての事
かも知れませんね。
http://www.birthday-energy.co.jp
というサイトで、小路さんの性格とかを詳しく書いてあって、
なんか興味深く読んでしまいました。

最近新作ラッシュみたいですね。
『荻窪 シェアハウス小助川』と、4月末にも出るそうですよ。

静かで穏やかなれど、産みの苦しみこそが原動力みたい
ですから、次々と作品が出るのかな・・・。
Posted by 甘楽 at 2012年04月11日 23:23
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/261599267
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック