2012年01月29日

浅田次郎 君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい (1/2012) ☆☆☆☆

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君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい
君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい浅田 次郎

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浅田次郎のエッセイ集。
しかもかなり短いものが多い。
書きおろしではなく、雑誌などに寄稿したものになっている。

章立ては「プラットホームにて」「二人の母」「骨のかけら」「器用貧乏」「ダビドフのパイプ」「小説家という聖域」「競馬場で会おう!」「英雄の足跡」にわかれている。

この中で最も興味ふかいのは「小説家という聖域」だと個人的には思う。
作家によく聞かれる質問について、答えが書かれている。小説はいつ書くのか、昼型か夜型か、ということだ。
彼は朝早く起きて執筆をし、午後に終えるとそれから読書をする。
夜は酒も飲まずに10時には寝てしまう。こんな生活だという。
小説をかきながら自分でも泣くのか、という問にも答えている。
また、自分の本は何度も読み返すが、校閲の間違い以外はほとんど直さないともいう。その執筆時の自分の気持ちを大事にしたいから、ということだ。ここは作家によってこだわりが違いそうだ。井伏鱒二は「山椒魚」をずっと後に改変(一部削除)している。

こんなタイトルの本だが、読んで思う。彼にはやはり小説しかなかったのだと。

おすすめ度:☆☆☆☆ 小説家にでもなればいい、ではなく、小説家しか無い、というのが実際のところでしょう。

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ラベル:浅田次郎
posted by 濫読ひで at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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