2006年09月30日

小森 健太朗 魔夢十夜 (9/2006) ☆☆☆1/2

魔夢十夜魔夢十夜
小森 健太朗

原書房 2006-05
売り上げランキング : 154553

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


Amazon: http://kat.cc/863f
楽天:  魔夢十夜


恵は、高校二年で寮に入ることにした。
ルームメイトは三年生の藍野望。望の元ルームメイトは、この前自殺したのだった。 恵が文芸部に入るということを聞くと、望は恵にあることを依頼する。
そして恵がいろいろ調べていくうちに、学内にカルト集団があることがわかったり、近所のホテルで生徒が変死体でみつかる。 さらに二人が窓から突き落とされて死ぬ。

何が起こっているのか。超常現象なのか、それともトリックがあるのか。

恵の調査は、真相をおいかけていく。
ところが、裏切りや誤解により、状況は悪化していく。



おもしろいといえばおもしろいが、ちょっととっつき難い作品である。
なぜかというと、これがホラー小説なのか、それとも本格推理小説なのかのスタンスがはっきりしないからだ。もちろんそれは作者の意図することではあろう。 
読者においても、この作者はこういう作風だ、というような予備知識があるのだったら堪能できるのだろう。 しかし私の場合、これがホラーで、超常現象は不思議だがあったことだ、で済ませられるのか、あるいは本格推理として謎は明かされるのかによって、読み方が変わってくるのだ。

最後のほうまで、どちらなのかがはっきりしなかったこの作品には、ちょっとストレスがあった。

そして、こちらか、と思ったら終わりのところに違う、というような記載がある。 結局、真相はなんだったんだろう。いや、この作品は、ミステリーなんだろうかホラーなんだろうか。

個人的には中途半端に終わったような気がしている。

お勧め度: ☆☆☆1/2 死体が多すぎます。
ラベル:小森健太朗
posted by 濫読ひで at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。