2011年12月17日

西澤保彦 赤い糸の呻き (12/2011) ☆☆☆☆

赤い糸の呻き
赤い糸の呻き西澤 保彦

東京創元社 2011-08-11
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西澤保彦の推理小説短篇集。
それぞれ警察の登場人物は違う。だがたぶんどこかでシリーズ化されるメンバーになるのだろう。作者のあとがきにも「ノンシリーズ」と言いながらも他で出てくるメンバーという言及がある。

犯人当てミステリ「お弁当ぐるぐる」
殺人事件が起きた。被害者は、息子の嫁の作った弁当を食べていないのに、弁当箱がカラになっていた…。

「墓標の庭」
自宅の庭に女の幽霊が出る、しかもどうやら家族の昔の因縁が絡んでいるらしい…




「カモはネギと鍋のなか」
もてない男の子の下駄箱にメモがあった。日曜日の午後一時に公園のあずまやに来て欲しい、と。メモの書き手は憧れの先輩。
果たしてメモは本物か?そこで待ち受けているものは…

作者も書いているとおり、モテない男の子がどういう行動に出るか、はらはらする。私の場合どうしても自分を投影してしまうから…。

「対の住処」
いくつかの殺人事件の共通点は何か?
刑事コロンボのある作品を彷彿とさせるところがある。

表題作
ホテルのエレベーターで停電が起き、そして殺人が起きた。
犯人は…


さすがは西澤保彦、うまくまとまった短篇集になっている。
東京創元社からの発売は初めてだという。
彼は鮎川哲也賞に応募し、最終選考に残ったところから作家としてやっていく意欲を掻き立てられたそうだ。
いい作品集に仕上がっている。創元社として出すにふさわしいだろう。

おすすめ度;☆☆☆☆ 推理小説好きな人はぜひ。


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ラベル:西澤保彦
posted by 濫読ひで at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家な行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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